注:NTTPのCSについてここでは便宜上、出力に応じて小出力(20mW),中出力(100,200mW),高出力(500mW)と 呼ぶことにします。
これはNTTの電柱に取り付けられている20mW型CSです。
2本のアンテナによる水平2ダイバシティ受信を行っています。
しかし、NTTの電柱の数ってアステルの電柱とは雲泥の差がありますよね。
そのため、ライバルの関西電力に電柱の使用権を借りて(笑)アステルと同じよう
なロケット型のアンテナをあげたりしています。
しかしながらアステルも同様にNTTの電柱を借りて基地局を設置しているとこ
ろがあるようです。
(左:大阪市浪速区日本橋4丁目にて、右:大阪市中央区大手前2丁目にて)
前写真を別角度から撮ったものです。
これはNTTの電話ボックスに取り付けられている20mW型CSです。
(見てもわからん、すいません。拡大画像を用意
しました。)
主要道ではこれがもっとも見かけるのではないのでしょうか?
ここはISDN公衆電話が取り付けられていますが、PHSの基地局がISDN
ひいているから公衆電話もISDNだ、とは限らないようです。
(大阪市中央区城見2丁目にて)
先ほどの電話ボックス型のアンテナ部のアップです。
形状的には1本のアンテナですが、内部でダイバシティ受信を行っています。
こんな感じで取り付けられていますが、あの高さでは盗難にあうのは無理ない
かもしれません(笑)
(大阪市中央区城見2丁目にて)
さーて、これはどこにあるかお分かりでしょうか?
真ん中に棒が1本出ていますよね。これがそうです。
このように場所が確保できない場合、建築物の屋上を借りて設置することも あります。
このタイプのCSを見つけるのは至難の技でしょう
この場所、取り付けられているのは、知る人ぞ知る某テレビ局の屋上です。
(なお、このアンテナは現存しません。2本型に変えられてしまいました)
(大阪市中央区城見2丁目にて)
これが問題のNTTPの電柱設置型の「景観対応型(?)」です。機能的には
ほとんどロケット型と同じと推測されます。
このタイプはアステルもほぼ同じ物を持っており、電柱の色に応じていろいろな
色に塗られていることが多いです。
では、アステルとどう区別するの、ということになりますが、CS本体部で
区別するとNTTPはCSにステッカーを貼ったカウルがつけてありますので
一目瞭然でした。(^_^;;
(大阪市浪速区なんば千日前にて)
NTTPのビル設置型アンテナ(その2)です。
これはその8にあった設置方法と基本的には同じですが、アンテナが2本一組
のタイプというものです。あの長さからするとおそらく100mW局と思われます。
今回、NTT関連の施設に設置されていたため簡単に発見することが出来ましたが、
おそらくこれも、ともすれば見落としてしまう可能性大です。
(大阪市平野区JR平野駅南口にて)
大阪国際空港にあったNTTPのビル設置型アンテナです。
基本的に構成はその1と同じです。
ちなみに他の2社は空港屋外には置いていません。さすがNTTの強みですね。
(豊中市大阪国際空港展望デッキにて)
電話ボックスに設置されているNTTPの中出力(100mW)型基地局の本体部(その1) です。
普通、だいたい電話機の上にあるパネル(この画像ではCS本体のすぐ右)の裏に 隠されていることが多いのですが、どうやら入りきらないのか横に出してカバーを つけています。おそらくカバーは盗難対策でしょう。カバー付きはなぜか人通りの 多いところに設置されている傾向があります。
(大阪市城東区今福西3丁目にて)
電話ボックスに設置されているNTTPの中出力(100mW)型基地局の外見です。
外見は以前のものとまったく変わりはありません。
ただ、場所によってはアンテナが2本立っているものもあるようです。
なお、本体部はその18がそうです。
(大阪市城東区中央4丁目にて)
では、中出力基地局の本体部(その2)カバー無しのタイプです。
一見従来のタイプとさして変わらないようですが、本体がやや大きめであり、その 大きさゆえに入りきらないのかパネルが取り払われています。
また、本体部左上方には「城東 基−30」と基地局番号が貼り付けてありました。
(大阪市城東区中央4丁目にて)
これまた問題のNTTPのロケットアンテナ基地局です。
アンテナ部はアステルのものとほぼ同一といって間違いないでしょう。
ただ、明らかに基地局部(写真では電柱設置の広告看板のすぐ上)に例のステッカーが 貼っていますのでそこを見れば一発で分かります
この画像では非常に分かりづらいので拡大画像 を一応用意してありますが・・・・(やっぱりつらい?)。
(大阪市城東区蒲生1丁目にて)
電柱設置型のNTTP中出力(100mW)型基地局です。
これも基本的設置方法やアンテナは同一のものを使用していると思われますが、 基地局部がやはり若干大きめでかつ筐体が角張っているのが特徴でしょう。
なお、NTTPのパーソナルステーションに置いてあるマッピングデータベースに よると100mW局は従来の局の2倍くらいのサービスエリアとして表示させている ようです。
(大阪市城東区今福西1丁目にて)
NTTPの関西電力柱設置型基地局の本体部ですが、その18の物とほぼ同じようで あり、過去の設置例と設置間隔から推測すると中出力型のCSだと思われますが、 2ダイバシティなので20mWかも知れません(^^;;
このCSはアンテナ部のみがまだ工事がされていないため、ケーブルが巻かれた ままの状態になっています。
(大和郡山市にて)
NTTPのNTT柱設置型基地局の本体部です。本体部はその18の物とほぼ同一 であり、アンテナ部はその20と同じ物を使用しています。
これも設置間隔から推測すると中出力型CSと思われ、大和郡山市内では市街地に 多数見受けられますが、このタイプは20mWと200mWがスイッチ一つで可変できるように なっており、特に、NTT柱設置型の場合に20mW局が存在します。
これもその24と同様、NTTPのステッカーがでかでかと張っており、 本体左上部には基地局番号が貼り付けてありました。
(大和郡山市にて)
NTTPの中出力型CSの本体が違うタイプです。
このタイプは本体が茶色系で一見その27などとはあまり変化ありません。
ですが、NTTPの中出力基地局は100mW,200mWと2種類あるため、現時点では
どちらのタイプかは不明です。
NTTPの中出力CSも馬鹿にはできないもので、見通しでは400mは優に飛んでくる ことがあります
なお、このCSは、法隆寺自動車教習所のすぐ近くです。
(生駒郡安堵町にて)
てっきり忘れていました。サービス開始当初に都心部で見られるNTT柱設置型の もう一つの小出力CSです。
このタイプだけ風穴があけており、放熱をしやすくしています。が、そんなに電力を 食うようなものではないとは思うのですが・・・・
あと、防水関係なんかは大丈夫なんでしょうね(心配のし過ぎ?)
現在はここにこのCSは存在しません。これも高収容CSに置き換えられて しまいました。
(大阪市浪速区恵比須西1丁目にて)
電話ボックスに設置されているNTTPの中出力(100mW)型基地局ですが、 アンテナが2本タイプのCSです。
本体部はその9の様にカバーされているため内部ははっきりとは分かりませんが、 基本的には4ダイバシティ型の3回線用のものと推測されます。
このタイプのCSは、堺市浜寺公園周辺でもよく見かけられます。
(奈良市帝塚山7丁目にて)
このCSは屋外でよく見かけるタイプなのですが、本体部が若干異なるタイプです。
NTTPの中出力CSは私が知る限りでは約5種類ほどあるようで、このタイプは本体 下部が曲線を帯びているのが特徴です。
NTTP関西のCSって、本体にはバリエーションがあるのですが、アンテナには面白味に 欠けますね・・・・(^^; 他の地域ならいろいろあるようですが。
(奈良市学園南3丁目にて)
これはその5とほぼ同様な設置方法のCSです。
たいていのNTTP営業所などのNTT関連施設の屋上にはこのようなCSが取り付けられて いることがよくあります。
ただ、普通に歩いているだけでは気がつきませんが・・・・。(^^;
(奈良市近鉄学園前駅前にて)
20mWCSの関電柱設置型です。
このあたりでは100mWCSの間に設置されている事があるのですが、エリア検索
システムによりますとどうも200mWCSに化けそうな感じがします。
(北葛城郡王寺町にて)
これは関西では珍しい、100mWCSの本体とアンテナが完全に分離されたタイプ です。
アンテナはよく家庭の軒先にある引き込み柱に設置し、本体部はその下にある 白い箱の中に収められています。当然といってはなんですがNTTPのステッカーが 張って有りました。
しかし設置した場所が関電柱の真裏という事で、ちょっと見るからに場所が 悪すぎますね・・・・(^^;;
(相楽郡木津町相楽台にて:Special Thanks きたろうさん)
NTTPの中出力型CSですが、その17と形が酷似しています。
唯一異なるといえば色と本体左側になにやら箱がついているのですがこれの中に 何が入っているかはわかりません
関西では97年春頃から設置された100mWCSに対してはこのタイプが使われています。
(奈良市中町霊山寺前にて:Special Thanks 雪之丞さん)
これはその16と同じCSなのですが、なぜか関電柱に設置されているタイプです。
このタイプは4ダイバシティのはずなのですが、関電柱のアンテナは2 ダイバシティ用でどこかに共用器でも使っているのか探したのですがそれらしき ものは見つかりませんでした。
(吉野郡大淀町にて)
NTTPの20mW(?)CSですが、その20とは若干本体左側が異なります。
色の褪せ方から結構昔から取り付けられていたのですが、かなり田舎にあったので 報告がまったくありませんでした。
また、このCSも中部にはあるようです。
(岸和田市河合町にて)
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