札幌PHS廃人速報


ここでは私、魔術師☆きゃんの電話にまつわる私的な日記を掲載していきます。
日記なので、当然主観100%です。ここに書いてある内容に関して、読まれた方が

仮に不利益を被っても、当方は一切関知しませんのでその点は予めご了承下さい。

 


過去の日記
[1998年:5・6月7月   |8月9月10・11月12月PHS廃人遠征記・春の陣(3月)|  遠征記・夏の陣(8月)
[1999年:1月 |  2月道東・厚岸の旅(写真,2月) | 北海道PHSオフ(昼の部写真,2月) | 3月 | 道東・厚岸の旅(写真) | 4〜6月 | 7・8月 | 9月 | 10月 | 11・12月 ]
[2000年:1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 ]
[2001年:1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |]
[2003年:11月 道東オフ会]
[2005年:前期 | 後期 ]

[2000.10.6 クレカ払いによる廢人破産の夢は見るか?]

注意
※当日記は特段の記載がなければ「北海道地域会社・支社」の情報を基準にしています。他地域とは価格や施策が異なる場合が往々にしてありますので、ご注意下さい。
※日記を執筆するにあたって、1)自分の体験 2)情報はなるべく出元を引用・リンク貼付 を心がけておりますが、完全ではない場合があります。その点をご理解頂いた上で読み進めて頂ければ幸いです。また、ご意見やご感想などを受付けるメールアドレスを近日中に設けますので、ジャンジャンバリバリどうぞ(笑)

明日のきゃんはあなたのすぐ側を旅してるかもしれません(笑)


2006.1.1 あけおめことよろ

昨年は隔月更新もままなりませんでしたが、今年は毎月更新を目標にがんばります(^^;
最近は鷹山が解約する前に、サービスアウトとなってしまいました。残るは事実上willcom一社のみと寂しい状況です。回線数は・・それ以外に増減はなしです。

本年もよろしくお願いいたします>all


2005.10.5 近況

みなさんお久しぶりです。
メインPCのHDDが8月中旬に逝ってしまって以降、全てのデータがふっ飛んだため更新できずにおりました。(なんせパスワードもわからない状態) PC自体はHDDを交換されて戻ってきたのですが、その後いろいろあって、未だ修理から戻ってきた、そのまんまです。折りに触れて復旧し、遅滞なく更新できるようにしたい・・・です(遠い目)

電話関係は1増2減といったところですが、諸事情から無料通話を捨てっぱなしになっております(勿体ない)。メイン回線分は無料通話を超えて使っているだけに、二度ショックですが、もう少し落ち着いたらまた「明るい回線計画」したいです。

とりあえず月1くらいで近況なり厳選した話題をふっていきたいと思いますので、たまに見に来てください^^;


2005.8.5 韓国でも3Gサービス開始(SK-Telecom) VodaJPプレス

料金:SMS:\100/通 音声:(韓国内)\25 (対日本)\125 (その他)\265 (着信課金)\70 ※いずれも単位は1分。
地域:ソウル市内

ちょっと前の話だが、始まったらしい。エリアが狭いのが気になるが、使えないよりはマシということで。これで韓国でもSMS受信できるのは評価できる。

で、ふと思ったのが「3GなのにTV電話できないのか?」という事。そこで渡航者にTVコールでかけてみると・・・ちゃんと使えました(笑) 見覚えある明洞(ミョンドン)の風景が自分の携帯電話でリアルタイムで見えるというのは迫力あります。まさに百聞は一見に如かず。ただし、ぼろだのプレスにはTVコールの料金表(tariff)がない。ないのに使えるのは「?」。どうも「音声通話」として課金されるようだ。もっともkyan→友人分はしっかりTVコールとして課金されている(料金表参照)。それでも、韓国→日本へは音声通話の扱いだとしても\125かかるので、こちらから発信した方が総額は微妙に安いといえる。

料金:kyan→友人(国内)\36+友人(着信課金)\70=¥106/分 (※バリューパック:\72→(指定割で半額)\36)

ふと気になって「海外ローミング→日本」と「日本→海外ローミング」での料金を比較してみると、

香港:発¥525 着¥210(+国内TV通話)
欧州:発¥525 着¥330(+国内TV通話)

といずれも、「日本→海外ローミング」の方が総額では安いことになる。国際電話は無料通話に充当できない上にボッタクリではボーダフォン儲けまくっているだろうなぁ。それにしても、日本国内では1分15〜60円かかるのに、韓国へ行って韓国国内に電話すると1分25円。この料金格差は一体何何だろうと思う(まぁドコモも同じですね)。せめてボーダフォンでも対国際電話、データ通信、メール利用分を無料通信分で充当できるようになればなぁ。


2005.8.4 「国際電話 〜価格とは所詮は相対的なものでしかない〜

オーストラリア滞在中の友人に電話をかけてみました。

1)料金比較
Skype(Austria-Mobile)→0.165ユーロ(約23円)/分 
IP電話(OCN網利用)→20円/分

この位だと国内の携帯電話にかけるのと変わりませんね。一方で、

FOMA(WORLDCALL) 平日昼間 \180/分 それ以外 \138(課金は10秒単位) ※無料通話対象
Vodafone(国際電話サービス) 平日昼間(8〜19時) \170/分、それ以外 \100/分(課金は30秒単位)
KDDI モバイルトーク(IP) \90/分(分単位課金)

このように利用する業者や発信元(固定or携帯)によって大きな開きがあります。ちなみにIP電話から日本国内の携帯電話にかけると1分18円なのに対し、オーストラリアの携帯電話にかけても1分20円。価格とは相対的なものであり、結局どこの業者がどれだけボッてるかの違いでしかないのだろう。ちなみに豪州(3社)→日本の通話料は、ざっと16円+40円/分ってとこでしょうか。

内訳はセットアップチャージ(*1)¢20+通話料¢23/30秒ですが、現在現地では「倍額チャージキャンペーン」といい、例えば$50リチャージすると$100分、$100リチャージだと$200分使えるというキャンペーンを実施中なので、実際には半額、最初の1分30円+20円/分で会話できる計算になる。

 結局繋がるという点は一緒なのに、かけた方向やら、かける業者によってこれほどの開きがあるのはなぜなんだろうかとしばし考え込んでしまうのでした。


2005.6.14 P900iVで青空文庫形式のファイルを読み込んでみる

・テキストビューアーを用意する

reateというフリーのiアプリをダウンロード。
 →注意!:携帯電話側からダウンロードする事(PC経由不可)

・ファイルを用意する

1.青空文庫形式のテキストファイルを用意する(※通常のテキストでも勿論OK)
2.GifDeladでjpeg偽装ファイルを作成
(設定:[FILE->JPG(ヘッダ付与+個別ZIP圧縮)」)
 →注意!:P900iVは100KBを超えると正常に処理できなくなるので、範囲内に抑えるようにする
3.作成したファイルを[P10000xx.JPG]("x"の部分は重複しない数字を入れる)にリネームする
4.作成したファイルをminiSDカードにコピーする
5.miniSDカードをP900iVに挿入し、[メニュー]→[マルチメディア]→[イメージ]→[SDカード]→[100_P900]で該当ファイルを選択
6.[機能]→[5 インポート]を実行
(※やった事はありませんが、3番で作成したファイルをe-mailの添付ファイル形式で送信しても大丈夫だと思います)

・閲覧方法

iアプリ→[reate]→["マイピクチャ"から選択]→作成したファイルを選択。

・その他
505シリーズ/FOMA900シリーズ以降ならどの機種でも使えるようですが、機種によって取扱えるファイル形式、ファイル名、そして上限サイズが決まっているので、マニュアルの仕様欄などを参考にして最適なファイル形式を見つけてください。kyanは閲覧できるようになる迄に3時間位かかりました^^;

・感想
暇潰しに最適!
予想以上にスクロールが速い(V902SHよりもw)ので、ストレス無く文章を読む事ができます。全画面表示できれば言うことないのですが、それでも十分に利用価値があります。ちなみにP900iVで試してみたのは、実験当時に手の届く範囲にあったFOMA機だったからです(笑)


2005.6.7 「自宅でPHSが使える」

 以前は各種レピーターを使用しないと満足に使えなかったのだが(窓ガラスにHAを貼付けてたガムテープの後が今もまだ・・・w)、今回はドコモ、ウィルコム共にレピーター無しで接続できるようになっていた。高出力型の恩恵で、ドコモは20mWCS→100mWCSを設置していた。一方で、高出力型が広いエリアをカバーするということは、エリア内の実質的なチャンネル数が少なくなるので、ユーザー数が減少しているからこそできる技だと言える。 もっとも弊害もあって、高出力化=密度の減少にもつながっている。見た目はバリ3だが、実際に発呼するとバー1本や2本に落ちるなんてことはよくある話。外出時にドコモPHSの64Kデータ通信で接続しながら車で移動してたら、ものの30秒で圏外(ハンドオーバー失敗)なんて事もザラだ。これは一定の面積内に占める回線数を減らしているため、複数チャンネルを利用する64Kデータ通信では移動先でもうまく確保できない事が多いためだと思われる。いくら止めるサービスとはいえ、既に着々と使えなくしているという印象だが、「一人でも利用者がいる以上はサービスを低下させるべきではない」だと思うし、「(サービス提供者本人である)ドコモ自らが『PHSは使えない』と利用者に印象付けるというのは如何なものだろうか。

#「端末評価」に902SH(Vodafone)と、H-SA3001V(Willcom/DDI-P)を加えました。


2005.6.6 「IP電話のお得度を人柱検証」「携帯電話の無料通話のお得度を人柱検証」

【追試】5月分 通話料結果(IP電話編)
IP電話の通話明細と、従来利用してた事業者の通話料金一覧から割り出してみました。

区分
通話数
合計金額
度数換算
比較対象
合計金額
割引金額
IP電話比較
備考
市内
5
56円
7
NTT
59.5円
テレカ充当( 53.5円)
-2.5円
 
市外
7
112円
14
KDDI
330.0円
割引(45%) (181.5円)
69.5円
同一連絡先(平日夜間)
市外
1
24円
3
KDDI
190.0円
割引(35%) (123.5円)
99.5円
平日昼間に県外160km超
市外
4
40円
5
KDDI
160.0円
割引(25%) (120.0円)
80.0円
平日昼間に県外160km超
携帯
1
18円
1
0036
21.0円
テレカ充当 (18.9円)
0.9円
 

計IP電話250円 VS 従来の利用法497.40円 差引247.40円 これだけだと安くなったように感じますが、実際にはIP電話利用料(IP電話対応モデムレンタル料差額):280円があるので、差引22.60円の赤字 (※全て税抜きベースです)

先月はモトを取れませんでした。

【追試】5月分 通話料結果(携帯電話編)
先月いくらくらい電話代(通話/メール/パケット/データ通信)を使っているのか計算してみました。

1)全無料通話/通信額:\9,056
2)全通話/通信額:\4,023
(内、前月繰越額:\2,347)
(内、無料通話対象額:\3,812)
(内、翌月繰越額:\5,239)
(内、当月で無効化する額:\5)

3)全通話/通信内容別の内訳
データ通信(64K)
\ 500.00
12.43%
必要
メール&パケット
\ 252.50
6.28%
必要
特定の連絡用
\ 299.00
7.44%
必要
その他の連絡・待合わせ
\ 520.50
12.94%
必要
長電話
\ 460.00
11.44%
どっちでもいい
無料通話分消化
\1,990.00
49.47%
必要性なし

4)わかった事:
・ほとんどの連絡はメールで済ませられるので、実際に(有料)通話をするのは、「ウィルコム以外」「ボーダフォンの直送メールに対応しない相手と」「緊急時」「待ち合わせ時」など特定のシーンに限定
・「ボーダフォンの家族・指定割メール無料」、「ウィルコム定額プラン」、「従来のIPメッセンジャーソフトやSkype」でほとんど事足りるので、(有料)通話する機会はほとんどない
・無料通話消化目的で電話した分\1,990の内、\300分はSkypeで代用可能→\0、内\1,690は計45分43秒/対PHS市内通話→\470相当)=実質利用比で23.61%相当にしかなっておらず、大幅な損失。 500円程度の商品を2,000円出して買ってしまったという気分だ。

 以上の事から、無料通話分は少なければ少ないほど良い(その分、基本料金を下げてほしい)のだが、現在の料金体系では無料通話額と通話料単価が連動するため、「単価を下げれば無料通話が増える」事になり、「無料通話を減らそうと思えば単価が上がるので、今度は不足してしまう」という微妙なバランスの上に成り立っている。また、「マーフィーの法則」なのか「使わない事を見越した時に限って大幅に使わざるを得ない時がある」のがイタいところ。

キャリアには、もし本当に「無料通話」と言うならば契約し続ける限り一生繰り越せるようにしてほしいし、「無料通話」をキャリアが実施しているポイントへ変換できる制度など、よりムダをなくす(ここがキャリアの一番の旨味だろう)事で実質的なサービスを向上してほしいところだ。


2005.6.4〜5

 今日、明日は都合につきお休みさせていただきます。


2005.6.3 「通話明細内訳書の発行が有料な事について」

 kyanはメインのボーダフォンとウィルコム定額制プランについて通話明細を申し込んでいる。前者は事業者リスク(通話料金の割引サービス適用計算が合わないのは日常茶飯事)、後者は「(定額の範囲で)どのくらい使ったか」を見たいからである。ちなみに前者は100円、後者はWEBで明細を見る場合は無料である。 他の回線については無料通話消化のため大した通話量がないので1通話毎に時間と相手先をメモしといて、毎月の請求時に照会して相違があれば客センに問い合わせるようにしている。

 ところで、常々「なんで通話明細はお金がかかるのか?」と疑問に感じている。通信業界に詳しい人程半ば常識の「有料」。だが、よくよく考えてみると1通話/通信あたりの料金は「コンビニのパン1つ1つ」と同じである。一般の店舗ではレシートに明細が出ているが、当たり前。なのに電話会社は作成手数料として100円を我々から徴収している。もし一般店舗で「ウチは総額でしかレシート出ません。もし明細が必要なら100円かかります」と言ったら、はったおされるであろう。 ところがなぜ通信業界だけ有料なのか? 規制に守られた通信業界の常識は、世間一般の非常識であろう。

 もう一つは前述した「事業者リスク」。具体的には通話料の過剰徴収、いわゆる「取り過ぎ」が昨今賑わせているが。こんな状態でどんぶり勘定の総額表示はとてもじゃないが、怖くて使っていられない。ありうる事として、「今月は請求額が多いなと感じてキャリアに電話しても、こちらは明細が手元にないので、キャリアがロクに調べもせずに『これで正しいですよ』と言われれば抗弁のしようがない。まるで鮨屋の時価である。

 次に、「通信種別毎に発行手数料が無料だったり有料だったりするアンバランスさ」について。例えばKDDIは国際電話の明細は無料で発行するが、国内の場合は作成手数料を徴収する。前者で出来て、後者でできないのは、国際電話料金が作成手数料を内包できる位に利益を上げているか、NTT等他業者の慣例に従って「無理して無料にする事はないとあぐらをかいているか、どちらかだ。前者はSkypeoutの通信料を考えれば十分理解できるし、後者も十分にあり得る事だ。

 このように本来は無料で発行すべき通話明細だが、一方でウィルコムPHSやG−Callでは「WEBで明細を発行する場合は無料」としている。これであれば大したコストもかからず、貴重な紙資源も費消しないので環境にも優しい。kyan的にはこの辺りなら妥協できるかな。基本的には「お金を貰うんだから明細を添えて当然」と、通話明細は基本料金に含むべきだが、一方で「明細なんか要らない」、(甘いと思うが)「キャリアを信用してる」なんて方も大勢いるだろうが、発行可否で同じコストを負担するのは納得がいかないだろう。そこで「明細不要者には事業者のサービスポイント(ドコモプレミアクラブなど)付与したり、100円分優遇する(e−ビリングなど)」等の措置が必要になるように思われる。

 いずれにせよ、「オレがこの金額だと言ってるんだからつべこべ言わず払え!」という時代はもう古いのではないだろうか。「あの会社はボッている」と後ろ指さされない為にも、公明正大かつ明瞭な料金収受方法を事業者には期待している。(でも、やるのは強力なライバルが出現して尻に火が付いた時だろう。だからこそ新規参入による競争激化を望むものです。共倒れになる? なった後に外資がハゲダカにして、安く買いとってローリスクミドルコストでサービスを継続するでしょうから無問題w)


2005.6.2 「指定相手先割引について考えてみる(ぼろだ編)」

1)概要(新プランの場合)
・¥300/月
・予め指定した5件(内1件は一般/IP電話も可)が通話・TVコール50%引
・同じく指定先のボーダフォン携帯電話へ直接送信するSMS(1通3円)、MMS(1通3〜200円)が無料(100%引)

2)一般的な損益分岐点
通話料600円分(1分40円 →目安:15分/回)
SMS100通(1通3円が無料→目安:3〜4通/日) ※各種パケット割引サービス併用時は損益分岐点がより高くなります
MMS2通(200円/通@100〜300K以下の場合) ※同上。
(※計算はバリューパックの場合。高いプランやパケット通信のオプションでは、元の通話料が安くなっているので分岐点は上がる)

3)kyan的損益分岐点
・SMS100通送ればペイ(指定割定額300円/3円=100通)
・MMS(写真・動画)は100円や200円払ってまで送る気はないので、これはカウントせずおまけ。でもどうせ無料なら存分に送りまくる。
・通話料金半額はおまけのようなもの。なぜなら「指定割の相手は全員SkypeかWillcom定額対象者なので、ぼろだから通話する事は極めて希」な為。 計算上は通話料/TVコール料金の単体600円分利用でペイする。
(※計算はバリューパック(基本料3,900円)で昼間15分(600/40=15)、深夜20分(600/30=20)かけた場合)

4)kyanがメール割引(800円で全指定先無料)を選択しない理由
・周りにボーダフォンユーザーが少ない
・既にウィルコムPHS定額プラン(メール料金が基本料に内包)を契約済で、Eメール機能が重複して不経済。(その上Vodafone 3GとWillcomのエリアは近似しており、使えない時はどっちも使えない事が多い(w)

5)まとめ
SMSを毎日4通送るならオトクかな。(勿論、「無料だから」と適当に送ったメールは除外しまして、あくまで「有料でも送っていたであろう」SMS限定です) 最近はメールでの連絡が主なのでなかなか使い出があり、300円なら付けといてもいいかな、といったところです。逆に従来通りメール有料なら、外しているかも。

このように割と簡単に使ってしまうのだが・・・簡単にモトが採れるということは、元々の通信料が高いという良い証左であろう。

6)kyanがボーダフォンのメールで気に入ってる点
・SMS/MMS共に直送であり、送達確認可能(E-mailだと届いたかどうかがわからない)
・割と即時で届く(E-mailはいつ届くかわからない)
・MMS直送メールは受信料無料(他社は動画や写真を受信するのにもパケ代がかかる)

7)おまけ
●指定割以外のSMS/MMS送信、MMS受信(E-Mail〜1.5KB) 1通3円が、
ハッピーパケットレギュラー(\1,200)1通1円(65%OFF)  →400通以上/ 800 円削減 1,200通:\1,200
パケット (\2,000)1通0.75円(75%OFF)→667通以上/1,499.75円削減 1,200通:\ 800 余り\1,200
ハッピーパケットスーパー (\2,900)1通0.6円(80%OFF) →967通以上/2,319.80円削減 1,200通:\ 720 余り\2,180※余らせずに使えるか?
●同MMS受信(〜10KB) 1通8円が、
ハッピーパケットレギュラー(\1,200)1通2.8円(65%OFF) →150通以上/ 780 円削減
パケット (\2,000)1通2円(75%OFF) →250通以上/1,500 円削減
ハッピーパケットスーパー (\2,900)1通1.6円(80%OFF) →363通以上/2,319.80円削減
●パケット通信が→比較検討済

→これら3つを総合しておトクかどうかを考える。

注意:パケット割引サービスの無料通信分は繰り越しが効かないので、その月に使わないとより高くなります。


2005.6.1 「更新率45.16%」「家族割引について考えてみる」

先月は31日間中、14日間の日記を更新しました。更新率45.16%は、近年稀に見る快挙かもしれない。今月も続けるようにせねば(^^;

●家族割引について考えてみる
今日では「ファミリー割引」や「家族割」といった複数回線契約時の基本料金割引サービス。以前は「複数回線割引」等の名称で提供されていた。そしてその効果は幅広くなっている。

従来は文字どおり複数回線契約してくれる人に対して、請求を一括することで生じるコスト削減分(口座引落手数料や請求書発行コスト)を還元するといった意味合いが強く、割引額もせいぜい200円(現ウィルコム)といった程度であった。ところが、現在ではドコモが基本料25%、ボーダフォンが副回線50%引など、コスト削減の還元分といった枠組みを超えて提供されている。

それはなぜか。思うに現在は「単なるコスト削減」というよりも「家族単位で他社から引き抜くツール」として戦略的に利用されているからであろう。以前は契約数は右肩上がりで、「とにかく出せば売れる」時代であったが、現在はほぼ1人に1台、データ通信用途も入れるとそれ以上契約していて当たり前の時代で、これ以上新規契約を取ろうにも、他社と競合せずに取れる上限が見えている。となればあとは「他社ユーザーを自社に取り込む」競争になるのは、成長する上では必然となってきた。実際、近所のauショップでは「他社移行の方3000円引きか米10kgプレゼント」といったキャンペーンもやっており、「他社取込」が至上命題であることを伺わせる。 そこで「家族が同一キャリアを利用する」ことを条件に割引内容を拡大してきた。これは市場の競争原理が有効に働いている例だろう。

このような「回線合算請求割引」の現状を今日は見ていく事にする。

1・基本料金自体の割引拡大(ドコモ/au:主・副回線共に25%引、ボーダフォン:副回線を50%引。但し無料通話も半分)
2・家族割引間の通話料金を割引(ドコモ/au:30%、ボーダフォン50%)、同メール料金を無料化
3・家族割引間で無料通話を分け合える(ドコモ:2ヶ月くりこし後に余った分のみ au:当月分。但し繰越制度はなし)
4・家族割引を組んでいても引落を個別に行える(ドコモ/au)
5・ドコモ/auが同一名義でも家族割引が組めるのに対して、ボーダフォンはあくまで家族名義の合算である事が必要。
6・ドコモ/auは「ドコモプレミアクラブ」「auポイントプログラム」の合算使用が可能(ボーダフォンは不可)

となっている。上位プラン使用時は「単体で契約してるより、2回線契約していた方が総額でオトク」な逆転現象もあったりして、各社力の入れようが伺える。割と生活基盤の近い家族単位でまとめて契約することで、1)基本料金の削減 2)通話料金の削減 3)サービスの同一化による利便性 が図られており、ごく自然な形で家族が一つのキャリアにまとまるような仕組みが出来上がっているといえよう。

と、同時にこれは「解約する時は家族まとめて解約(=別キャリアへ移行)する危険性」もはらんでいる。なにせ、1回線持っているのも、はたまた2回線でもほぼ同じような金額になるのだとしたら、1回線だけ残しておくという選択肢はとりにくく、決断するまでは悩みそうだが、むしろ一度決めてしまえば「スパッと全部解約して他社へ移行」となりやすい。 kyanは3月の「回線スッキリ計画」においてこの計算をした結果、auとウィルコムについてはスッパリ根こそぎ解約(休止)をした経緯がある。 しかしその点はキャリア側でも危惧を抱いているようで、従来以上に「釣った魚に餌をやり続ける(他の沼に逃げられない為)」事が重要となろう。

さて、概要を見て気になるのは大筋ではドコモとauは拮抗しているのに対し、ボーダフォンのみやや異色の施策を取っている。ボーダは一見すると割引率が高いのだが、

a)主回線は割引なし
b)副回線は50%と一見した割引率も高いが、「無料通話も50%」
c)家族間繰越ができない
d)家族間の一括請求が必要→家族間で金銭の授受が必要
e)一名義の複数回線を持っていても「家族割」を組めない(ことになっている)
f)家族間の「ポイント」を合算使用できない

といった具合で、主+副2回線で他社とほぼ同じだが、副回線の無料通話が半分になるだけ不利。考慮すると、同3回線でトントン、4回線以上でやっと他社よりメリット出てくるかな? もっとも、核家族化が進んだ現代で家族4人いる家庭がどのくらいいるのか考えると「見た目はいいけど内実はセコい>ぼろだ」というのが所感。また、一括請求が条件のため単身赴任や進学で上京といったケースだと「誰が金を出すのか」という煩雑さを嫌がられそうだし、家族間でポイントが合算できないのでムダが生じやすく、単純に基本料が割引になるだけしかメリットがなさそうで、他社比で見劣りするのは避けえない。 元々エリアリスクやキャリアリスク(「10の口約束」「問い合わせフォームから問い合わせてもちぐはぐなテンプレで返ってくる」「多く取り過ぎた金をすぐに返さない」など)を考えると「果たして家族全員ボーダフォンにまとめちゃっていいのか」という不安感が根底にあり、実際加入者数でも先行二社に大きく水を開けられている現状で、さらに「他社よりサービスが見劣りする」のは、やる気が伺えない。社長の会見で加入者減少に歯止めがかからない事に、「正直ショックだ」といった内容のコメントをしていたが、「やることやらないクセに殿様商売しといて、今さらショックを受けるなんて正気か?」「ぼろだが何を言っても、所詮は(10の)口約束だろーが」と言いたい。猛省の証しに、手始めに10秒10円ルールの復活から始めてもらいたい(笑)


2005.5.31 日帰りドライブ

 週末は知人と日帰りドライブ。
<札幌−中山峠(国道230)−ニセコ−岩内(国道229)−神威岬−余市(国道5)−小樽(道道1)−定山渓(国道230)−札幌>と回ってみました。

一般的には、きのこおにぎりや生えび丼(店に入った時と出る時で水槽の甘えびの数が違うのに心が傷むw)ウマー! 昆布温泉濃厚ー、だけど露天風呂熱いのと展望台から丸見えなのは何とかせー といったドライブでしたが、ここはPHS日記。関連情報をつらつら書いてみることにする。

気付いた点
小金湯−定山渓(国道230号線沿い)
以前の日記で「ウィルコムが途切れる事がある」と書いたが、やはり2W−CSを設置していて、そこからトンネルまでの間が穴になっている模様。対策はハンドオーバー警告音が鳴ってる間に走りぬけるしかないかw とりあえずこの区間はエリア要望出してみました。
中山峠
ウィルコムがスポット対応(ちょっと意外)。晴れた日なら羊蹄山を眺めながら通話できます。(TV電話できればなぁ)
ニセコ
昆布温泉がFOMA圏外(ドコモPDC、ぼろだは圏内)
岩内
ウィルコム圏外
岩内−神威岬(国道229号線)
FOMA圏外多し(ぼろだは大方圏内)
神威岬
駐車場はFOMA圏外だが、岬の先端に行くと圏内(w (対岸の電波を拾ってるらしい) 通話も可能でした(ちなみにぼろだは圏内)
余市
R5沿いにまだドコPのアンテナが健在
小樽−定山渓
道道1号線。FOMA圏外(ぼろだは一部圏内)

この事より、
・ドコモFOMAは圏外が多過ぎる。国道でも圏外が多く、現状ではポイントを点でサポートしてるだけで、ウィルコムPHSといい勝負である。
・対照的なのがボーダフォン。とにかく数打ちゃあたるといった具合でとにかくエリア拡大中。もっとも、電波密度(端末機のバー表示より)見てたり、実際に通話通信した感触ではそんなに「濃い」とも思われず、内実は薄氷かなと思われ。
・ウィルコムPHSが思ったより使えるようになってる。ボーダフォン同様に「濃い」とは思えないが、従来使えなかった場所でもメールの送受信ができたりするのは便利。

といった事がわかった。ちなみに今回、各キャリアのBSの見方を教わった(爆)ので、次回はあれこれ写真撮影かなと思ってみたり。

覚え書き:豪華な鉄塔と、にょきっと一本まんま生えてる鉄塔はドコモ。いかにも安そうなスカスカ鉄塔はぼろだ。auはその中間(爆)
覚え書き2:TVコール、実用レベルになるのはまだまだ先の事ですな(謎)
覚え書き3:考えてみればベース回線同じなのに、なんで通話かTVコール(64Kデジタル通信)で料金1.8倍違うんだ?


2005.5.30

 人は、見たいと欲する事しか見ようとはしないものだ。


2005.5.29 Webmaster、OFF会に参加する

5月が終らない内に書いておきます(^^;
某日、定例の北海道オフ会がありまして、その時の模様を簡単に。

●某週土曜日:某所1300−<昼の部>−1700移動1800−<夜の部1次会>−2100<夜の部二次会>2345−解散

・OFFまでのひととき
早朝、Rodoさんを迎えに行って、朝食たる北寄貝を食べに苫小牧某所へ向かうも、営業時間外であえなく撃沈。店舗HPでは午前8時〜とあるのだが、実際は午前10時〜になっていました。うーむ・・・。で、気を取り直して苫小牧駅へ向かう。ここでは「ホッキ弁当」(890円)を購入予定であった。まずはキオスクをのぞくと駅弁らしきものがないので訊ねると「改札の中で駅弁売ってるよ」とのこと。なんと!入場券買わないと駅弁すら買えないのかぁ。と思っていたら、「改札で呼べば来てくれるよ」との事で、改札に行ってみるといるいる。駅弁売りのおじちゃん。で、呼ぼうとしたがいかんせん内気なため声が出ない(爆) そこで駅員に「駅弁買いたいのですが・・」と打ち明けると「じゃあお通りください」とあっさり「通過」。あまりのことに拍子抜けしたが、ローカルっぽくて私は好きだ。が、ここで重大発表。なんと「5・6月は禁漁期間のため未発売」だったのだ!ショックで別の「チップサーモン鮨」を買ってしまう。しかしこれで、「どうせ苫小牧の北寄貝は食えない運命だったんだ」と諦めがついた(笑)

その後気を取り直して支笏湖の丸駒温泉へ日帰り入浴。爽やかな春空の下で湖に映える山々を眺めながら露天風呂でくつろぐのは、何物にも代えがたいものがある。と、同時にそろそろ眠気が・・・w 適当な時間で切り上げ、途中ちょっと遠回りして某氏向けの調達を行い、昼の部の会場へ到着。

・昼の部
前半は昨夜の疲れが溜まって、和室の気安さもあって敢えなく撃沈。途中の会話を聞きつつも爆睡orz。最初は5名だったのが、一人また一人と途中参加。後半、幾人かの参加予定者をギリギリまで待ってから、「ドコP新規受付終了記念刀狩り」実施。アステルグループに続いてNTTドコモが沈没し、残るはウィルコムだけという状況でそれもいつまで持つか・・という状況で、オフ会初期の頃には行われていたが、マンネリで止めてしまった「刀狩り」。おかげさまで90台弱集まりました。(Special Thanks>All)

端末を見ると、従来比で感じたのは、

1)携帯比率が高い 2)Nokiaやソニエリなど海外比率が高い 3)様々な性質の端末が集まった

ということでしょうか。1.は時代の趨勢、2.は海外端末にはまだ廃で楽しめる部分があり、3.はP-docoやP-link station(公衆電番入りで発売当初の目的通りの使い方w)、SDカードサイズのデータ端末(AH-S101S)、PDAとして出来の良かったピノキオ(ALA-P132A)、腕時計型PHS(リストモ)などPHSも様々な用途に特化して作られるようになった。惜しむらくは電番をSIM化して、一電番で色々使えれば良かったのだが・・・。他には海外でも使用可能なN900iG、メール読み専用?ポケベルなど、キャリアから見たら「まとめて廃止させてくれ!」と懇願しそうなラインナップでした(笑)

時間の許す限り集まった端末を眼下に眺めつつ一同、感慨深さを口にした後で、夜の部会場へ移動。

・夜の部一次会
昼の部には参加されなかった湘南モバさん、きよしさん、Chibiさんも加わわり、フルメンバーで廃談。
話題としては、次回オフの日程や場所、互いの近況、ウィルコムPHS定額制プランの是非について出ていましたが、その他は秘密ヒミツ・・・(笑) kyan自身はこの辺りで睡魔はクライマックス。その上後ろにもたれ掛かりにくい壁面のため、寄っ掛かる事もできず正直かなり辛い展開でした。

・夜の部二次会
いつも通りまったり(笑)
途中、東京某氏とウィルコムPHS定額制プランを堪能したり、だらだらと会話。沖縄某氏が体調不良で電話参加できなかったのが残念。そういえばこの店は呑み放題プランがあって、昔は時間内に10杯とか普通にできたのが、今では3〜4杯がいいところ・・・体調管理の大切さを痛感した二次会でした。 で、その後かな〜り体調悪かったんですが、ひょんな事からスッキリ解消し、有志で三次会(爆)

#次回は肉食らいまくりの三次会で朝までお付き合いしますんでお許しを^^;>某T氏

●日曜日OPツアー:札幌駅1114−<快速エアポート105号>−小樽某所で鮨−小樽バインで呑んだ暮れ−現地解散
10時起床。前々夜の疲労がなかなか抜けず、歳を取るとはどういうことなのか、身をもって学習していました(爆) 最寄駅から移動し、札幌駅からは事前に打ち合わせしていた快速エアポート105号で一路小樽へ。途中みなさんを見かけないなと思いつつ小樽で下車すると、皆さんUシートで移動されていました(爆)。ぞろぞろと移動していつもの鮨屋でうだうだ。

 鮨は相変わらずウマー。存分に堪能させて頂きましたm(__)m

途中で、飛行機の時間からKazumiさんが先に戻られ、駅で時間の都合上、バインでうだうだやる組と、余市まで行く組に分離。kyanは体調が冴えず移動する気力が続かなかったので小樽組に(ょゎょゎ。この段階でRodoさん、mardogさん、nomutanさん、shing.さん、Fumiさん、とお別れし、タクシーで移動(雨降り&傘なし)した。駅から1メーターだったので、バスよりオトク(^^) 当地では竹本さん、きよしさん、湘南モバさん、masaさんの5人でまったりワイン試飲会開始。 今となっては疲労&酔っぱらい状態で何を飲んだかよく覚えていないが(爆)、とりあえず2004年モノは「当たり」でした。途中、一足早く帰宅するmasaさんとお別れし、なお1時間程呑み続けて終了。

その後再びタクシーで駅へ戻り(これまた1メーター)、帰りはUシート(指定席)に乗って札幌駅、そこから自宅へ。一度どこかで横になってから、再度余市から戻ってくる組を迎撃する予定であったが、そのまま力尽きて終了。

相変わらずドタバタした動きだった反面、いつも通り「定番を忠実になぞる」行動が心地よく感じた今回のオフ会でした。
次回は9月もしくは11月にお会いしましょう!>all


2005.5.28 IP電話 その後

 導入後2ヶ月経ちました。kyan自身は前述の非通知拒否に遭う事が多く利用してません。(安易に通知して自宅に折り返し電話かけられても、連絡事務が増えて家族からクレーム多発)が、明細を眺める限り、家族は快適に利用してるようです。もっとも、再計算する限りはモデムレンタル料の差額280円は埋められないようですので、やはり無料期間越えたら解約かな・・。

 ところで、IP電話使ってて困る事が出てきました。それは、加入ISP(DTI)では通話明細の「下4桁マスキング」「全桁表示」をユーザー自身が選択できない点です(自動的にマスキングされてしまう)。 kyanは一定の頻度で地方に電話をかけるのですが、地方では局番が01773-4-XXXXとか0123-43-XXXXといった具合に、下4桁でしか誰にかけたか判別できない場合があります。それでは困るので問い合わせると、「個人情報保護のためOCN側から提供されないのでどうにもならない」という回答でした。

 利用者が表示するかどうかは利益・不利益を被るユーザーが判断する事であり、「表示に下4桁をマスキングする」「全桁表示」を選択できていいような気がするのですが、もしこういった不便に気付かないとしたら、それはISP社員が「自分のISPでIP電話を使ったことがないからわからない」「大都市圏に住んでいるので(全桁表示しなくとも)局番までで判別できる」と考えるのは、穿ち過ぎでしょうか。

 ちなみに、Yahoo!BBでは全桁表示できる(というか表示固定?)らしいので、乗り換えようかな・・。


2005.5.27 番号通知依頼案内の罠
てんやわんやしてて時間が空いちゃいました(^^;

 前回書いたように、最近は「閉鎖主義」とでもいうんですか、非通知拒否が多く「番号を通知しておかけ直しください」というアナウンスが当たり前になって久しいところ。今では多くの方がアナウンスの一言めで、忌々しく切ってしまうんじゃないでしょうか。 ところで、このアナウンスは有料です。 しかし、同じアナウンスでも「話中」だったり「転送時」のガイダンスは無料です。 なぜ「話中」や「転送中です」といったガイダンス時は無料なのに、「通知依頼案内」は有料なのでしょうか?

 ここで一つ明確にしておかねばならないのは、「番号通知依頼案内」も1)網による案内 と 2)端末による案内の2種類に分けることができることです。読者諸氏の中にも1はともかく、2は「一瞬でも接続した」のだから料金が発生して当然と思われるかもしれない。しかし、これはまやかしです。1は前述の理由から当然無料にすべきだし、2はプライバシー観念が一般に発達した現代にあって、そもそも網が当然に提供するサービスであるから、本来的に端末が付与する機能ではない。従って両方ともに1)網による案内に統一し、全て無料にすべきである。しかしそれにも係わらず、なぜキャリアは「受益者負担」を理由に有料にしつづけるのでしょうか。

 先に結論を挙げるなら、「儲かる割に文句が少ない」からだろう。いくら儲かったとしてもダイヤルQ2のように社会的バッシングに遭えば、公共性のある通信事業者としては引き下がらざるを得ません。しかし、実際に文句はあまり出てこないし、マスコミもバッシングしません。それは何故か?

 私が推測するに、それは「小額」だからだ。これが詐欺事件のように10万、100万円といった世界なら手間暇かけて立ち上がる人もいるかもしれないが、10円20円なら「こんなものか」と諦めてしまう方が大半ではないだろうか。費用対効果で、10円20円のために1時間も2時間も客センとの不毛な水掛け論に終始するのでは割に合わないと考えるだろう。しかし、ここがキャリアの狙いのように思われる。
例えて言うなら、まるでドラゴンボールの「元気玉」みたいだと思ったのは私だけだろうか。

「みんなの元気をオラに分けてくれ!」
ほんの小さな勇気や気持ちが集まるとこんな大きい事ができる・・・
「みんなの小銭をオラに分けてくれ!」
ほんの小額が集まるとたくさんの天下りを養っておける・・・

 10円とか20円とか、一回一回はほんの小額でも、1日10万件の「通知依頼案内」で最低85万円(全て市内として。実際には市外なり携帯電話だともっと高いし通知案内も多いであろう)の増収である。1ヶ月で2550万円、年間でなんと3億1千25万円である。しかもたかだか「機械音声案内」ひとつでである。「両手にウチワ」とはこの事であろう。

 ところで、「フィッシング詐欺」というのは御存知でしょうか。ある日突然得体の知れないワン切りや、SPAMメールを送りつけて、リダイヤルしたりメールに返信したり、メール内urlをクリックしてしまうと「債権業者」を名乗る人間からコンタクトを取ってきて、お金を巻き上げられるというアレである。 コツは「何が何だかわからないけど、面倒な事に巻き込まれる位なら、お金で解決できるならお金を払おう」という心理に沿って「支払える程度の金額を要求してくること」である。 通知依頼案内サービスと同じ「小額だから」と割安感を持たせる。次に、本来なら全く支払う必要のない物に対して身に覚えがあるとか、ついurlをクリックしたのを「自分の落ち度」として納得させてしまう点。
 非通知依頼案内サービスも「本来は基本料金に内包されるべき類のサービス」なのに、電話会社は白々しくも「非通知でかけたオレの不手際だ」と思わせているのだ。

 とんでもない。一方的な金額を押しつけられてるのである。ダイヤルQ2は専用番号に発呼しないと課金されようがないのに対して、「通知依頼案内」は誰の、どの電話番号にかけても課金される恐れがある。その点、浅く広範囲から金を巻き上げてやろうというキャリアの意図が垣間見える。 そこまでする位なら使えないジジィ共を片っ端から首を切っとけといいたい。


2005.5.14 非通知や知らない電番には出てもらえない
 最初に書いときますが、今回はえらく”細かい”テーマです。
最近、公衆電話や家の電話からうっかり電話できません。なぜなら、多くの人が「非通知拒否」「公衆電話拒否」になっているからです。個人の場合、「出る出ないは本人の自由」ですし、イタズラ電話の心配も理解できます。困るのは「業務でかけた電話で非通知拒否される」場合です。そんなに個人情報を採取したいのでしょうか。(以前通ってた歯医者がそうだった。しかも公衆電話も拒否。身元のはっきりした人しか診てもらえないということかな。今は通わなくなったのでわかりませんが・・・) せめて公私共に使う番号は非通知も受け入れて欲しいところです。

このような各種着信拒否で困るのは、携帯電話やインターネットの普及で「個人から個人へ」の連絡が容易になった反面、電話番号(メールアドレス)が変わったら出てもらえなかったり、一度その個人と諍いがあったりすると、もはや連絡を取りようもない(ダイレクトにつながっている分、第三者が仲介できない)などデメリットもあり、良いんだか、悪いんだか区別がつきません。外交だってどんなに仲の悪い相手とでもチャンネルは常に開いておきますし、そういった態度こそが前向きな一歩だと思うんですが、最近の流行なんですかね。

私自身の携帯電話は全回線通知ONにしてありますが、自宅固定回線から発信する際に非通知にすることはあります。これは着信時に受話器を家族が取る事が多いため、(固定回線へ)折り返し電話をかけて欲しくないためです。携帯からかけるより固定からの方が安いのですが、「あの人は非通知拒否だよなぁ」という時は、泣く泣く携帯からかけてます・・・が、段々と交流が細くなっていきます(面倒になって電話しなくなる)。一度拒否食らったら、後はメールで用件を送信して放置プレイにしちゃいます。また、テレカを余してる関係で公衆電話を利用する事も多いのですが、公衆電話拒否にされてる場合も数多くあり、これまたかなりヘナヘナだったりします。(まぁ非通知拒否でテレカは消化されてるがorz) 笑えないのは、

公衆電話からかけても(合成音声で)「番号を通知しておかけ直し下さい」

公衆電話の番号をどーやって通知させるんじゃボケーーーーーーーっ!!

・・・意図してなのか、はたまたギャグなのかは知る由もありませんが、こういう人が結構いるんですよ・・・。もう少し配慮頂けないかな・・・と常日頃思っています。あと、これは良くあるのですが、無料通話枠のある縛り回線から番号通知して電話をかけた際、

「もしもし?」←かなり不審そうな相手。ドスの利いた低い声。
「あ、kyanですけど。」
「あーーーーー、kyanさん?久しぶりー。」←テンション2倍、声のトーンも3オクターブは上がる

・・・なんか人間の持つ二面性というもののを垣間見たような気がして微妙。まぁ、面白いからいいけど。

ちなみにkyan自身は着信非通知・公衆電話・国際電話(通知不可能)全て着信許可にしています。
※というより702NKにそんな機能はありませんorz(シェアウェアを導入すればOKらしい)

着信は1)寝てる 2)移動中 3)深夜の知らない番号や非通知 以外は基本的に出ますが・・あまり人の事言えないのかな。寝起きはかなり不機嫌だし。

長くなったので、今日はこの辺りで一旦区切って、明日は「番号通知依頼の罠」について書いてみます。


2005.5.13 ウィルコムPHS定額プランを検討する(料金面編)

○現状の無料通話の行き先

ドコモ携帯2回線×F39 無料通話750円×2  ドコモ携帯ユーザ優先、通話料が割と安い土日祝用。
ボーダ携帯2回線×バリューP  (主回線)2,000円+(副回線)1,000円 ボーダ携帯指定割ユーザ優先 メールやパケット通信でも消化

○携帯電話の1ヶ月辺りの使用頻度
先月は50回程度、時間にして7時間ほど利用しました。これは無料通話消化かつハッピータイム2(以下HT2)を使って長電話した結果で、いわば「使うつもりで使った」と言えます。通話料5千円弱ですが、全て無料通話でカバーされています。但しこれは「無料通話をそのまま消滅させる位ならどっかにかけよう」と要素が強く、あまりアテになりません。普段(特に意識しない時)は月10回程度。時間にして2〜30分。(純粋な通話料金の)請求金額は1千円強です。ちなみに通話料は1分40円、指定割適用者へは1分20円程度なので、仮にウィルコム定額プランを契約せず2900円分を携帯の契約に転用すれば、ざっと1〜2時間話せちゃいます(HT2だと14〜15時間)。したがって、定額制は何か積極目的がないとかえって高くついてしまいます

○通話優先順位
1)【対ウィルコムPHS利用者】→ウィルコムPHS
2)【自宅滞在時】→Skype、自宅固定回線、自宅IP回線
  →《例外》対ボーダ指定割または土日祝にドコモ携帯の携帯へ発信する場合のみ携帯電話から発信。
    →同額かほぼ同額なら無料通話を優先的に消化するが、無料通話だからといって固定の2倍払うなら固定からかける。
3)【外出時】→基本的に携帯だが、対固定(市内)は(近くにあれば)3pt公衆電話
  →1分10円は偉大で、ある意味最強! しかもテレカ余ってる&金券屋で2割引で買えちゃう。

《例外》繰越できない分は携帯から発信する場合もあり。(例え単価が高くとも、使わないよりは使ったほうがマシ)
《条件が同じ場合にどの回線を利用するか》繰越できない分から優先的に使用

基本は無料通話」とはキャリアのまやかしで、正しくは「身銭を切って一定額の通話権を買取っている」と認識すべき。その場合、いくら「基本料金に込みだから」といって闇雲に携帯から発信するというのでは、本当に使いたい時には、もう無料通話が残ってないかもしれません。

○周りのウィルコムPHS(音声)ユーザー

1)周りのウィルコムユーザー 0名 その内 a)Skypeユーザー 6名(内1名はマイクがないので通話できずw)
2)周り(廃人)の同ユーザー 9名 b)ボーダフォンユーザー 6名(全て指定割登録済)
c)ドコモ携帯ユーザー 9名(内1名は契約してるけど、使ってない)

といった具合で、1)そもそも周りに一般人のウィルコムPHSホルダーがいない。2)ウィルコムPHS所持者は、既に何らかの形で別の連絡手段がある。今まではナローバンド環境に長時間滞在する人でなければ、無理してウィルコムを契約するほどではなかったということだ。一方で「ドコモ携帯にしか連絡の取れない人」が周りに(廃人諸氏の中にも)多数居て、定額プランにしたからといって単純に2900円で全て事足りる訳ではありません。

したがって、現状では定額プランを導入しても、ごく狭い範囲でしか使えません。

○そんな訳で、私の場合
 ・普段は必要な連絡しか利用しないので、ほとんどの通話が3分以内に終了します。
 ・長時間通話するような場合はSkypeや各種メッセンジャーソフトを利用します。
 ・したがって現状でも割と無料通話を余してまして、そういった時は月末にTV電話したりして、「使うつもりで消化しないと」消化できません。

って事で、前回書いたように、私にとっては「モトが取れる」プランではありません

ただ、契約して実際に使ってみてわかった事があります。それは、「普段あまり電話しない人」と連絡するようになった点です。有料だと「メールでいいや」とか「留守電につながったら40円かかるしなー」とか「話が盛り上がったら料金嵩むしなー」といった気兼ねせずかけられる点です。 要するにウィルコムPHS網を利用した、「大規模なトランシーバーモード」「可搬性のあるSkype」といった使い方を「気軽に」「お金の心配をせず」「いつでも」「(エリア内なら)どこでも」電話できる。これが定額制のメリットかなー。と考えています。

もっとも、その為に継続的に毎月2900円払うか? というと現段階ではまだ回答が出ていません。

○定額プランに今後望む事。
 ・7月以降はIP網が完成するんだから、それならIP電話同様に対固定は全国一律3分8円でいいのでは? 可搬性というメリットを考慮して、90秒10円でもいいけど。ちなみに現在「つなぎ放題コース」等では接続料無料の市内70秒10円を実現しているので、最低限その位にはして欲しいです。
 ・対携帯電話も同様に、IP電話だとざっと1分18円ってのが相場。現行の25円ではなくて、せめて1分20円位でいいのでは?
 ・IP網=ネットにつないでいるようなものなのに、ネットを使う場合は別途2,000円+税ってのはちょっと高いのでは? 希望は標準でネットも使い放題に組み込んでもらいたいが、「つなぎ放題コース」で長期割引+年契割引+A&B割引を併用したら月3,500円位になるのを考慮して、せめて現行で+1000円位に抑えてもらいたいところ。 

まず最初にPHSでネット定額制が実現、次に2004年中には携帯各社が携帯電話からのパケット定額プランを実現。そして本2005年にはPHSが音声定額を実現し、ボーダフォンも家族割引間と限定的ながら定額プランを出してきた(約束破る会社だから、いつ止めるかわからんが・・)。いずれは各電話会社が、加入会社網内の通話に関しては定額制を導入。そして10年もすれば現行の3〜4千円で網内はかけ放題になるのではないかと予想している。その時、生き残る会社はどこなのであろうか。思いを馳せつつ今回はここで筆をおくことにする。


2005.5.12 ウィルコムPHS ハンドオーバー実験(利用エリアから)
メインでPHSを使用しなくなって早い事で数年になる。今回、ウィルコム定額プランを試験導入したのをきっかけにどの程度使えるかを検証する一環として、所要のついでに高速移動時のハンドオーバー(以下H/O)実験を敢行してみた。基礎データは下記の通り。

日時 GW中某日22:00〜翌1:00
場所 大通〜北20条西1(R5、創成川沿い)、同〜北15条西1〜(環状通)〜東苗穂、同〜中央バスターミナル、同〜(豊平川河川敷)〜定山渓
端末 :H-SA3001V(SANYO) 端末紹介はコチラ(Willcom HP)
状況 自動車で移動。好条件での測定を目指し、PHSは側面にアンテナバーを伸ばして縦置き。通話はイヤホンマイクを使用した。

1.やっぱり交換局またぎは不可?
北8条付近、石山1条付近で急に切断(圏外警報鳴りまくり)。交換局をまたいだと思われるが、相変わらずダメダメ。以前、確かシームレスになったと聞いた気がするんだが・・・要追試です。

2.CSを間引きしてる?
通話中に何度か「ザザザザザ」という砂嵐のようなノイズが入って通話品質を確保できない事が何度もあった。H/O後には回復するのだが、ヒントは高出力CSの存在にあると想像してみた。それは某氏から「札幌は既に2WのCSを導入済」という話が出ていたが、市内中心部はともかく、郊外ではその予兆が感じられた。従来の低出力を綿密に配置していく方法から高出力CSを需要の多い地域にピンポイントで打っていくという旧Dポ時代の手法をさらに(出力的に)強化したという印象です。あまり好ましくはないでしょうが、ユーザーが少ない現状で一定のエリアを確保するには仕方ないかな、といったところです。

3.意外に使えるPHS
今回、夜間帯で比較的交通量が少なかった事もあって、流れはスムーズなため、それなりにスピードが出ていたものの、H/Oで途切れても通話そのものが切断される事はほとんどなかった。考えられるのは前述の交換局またぎと、(圏外と圏内の)境界線上という位で、不可解に途切れるということはなかった。もっとも、最近はVodafone3GやDoCoMo FOMAをメイン利用、即ち「H/Oを意識する事がない」ため、H/Oで一瞬途切れる事に違和感を覚えたが、本来PHSが「簡易型」携帯電話であり、歩行程度の移動を主眼に置いていた(今にしておもえばその前提が既にイケてなかった)為、高速移動下で通話する事自体、事業者にとって「想定外の事態」ともいえる過酷なテストであった事も勘案すると、努力の跡が伺える。

4.アンダーパス(すすきの〜札幌駅に2箇所)
6〜70km走行時で切断はないものの、H/Oがはっきり判る。但しそこで停車すると切断されることがあった。

5.札幌南限は豊平峡温泉
正確には定山渓までで、+スポットで豊平峡温泉をカバーしているといった具合。R230と同温泉を結ぶ交差点が一応の限界であった。

結論:「結構使えるじゃん!」
率直に言うとあまり期待していなかったのだが、良い意味で裏切られた。PHSはゆっくりだが確実に進化しているという印象を受けた。IP網化でNTT接続料の呪縛から解き放たれ、携帯各社がなかなか実施しない定額化に踏み切ったのは評価できる。反面、移動中何度も途切れる現状では、PHSが忘れ去られた現代においてはビジネスユースではなかなか使いにくい(切れる度に聞き直したり間合いが取れずストレスが溜まる)気もするが、ある程度使えればそれでいいホビーユースでは面白いオモチャかな、というところだ。


2005.5.11 詳細 その3 ウィルコムPHS新設
 
先日ウィルコム定額プランが発表されたが、その2週間前にPHSを解約したのは前述した通り。わかってれば解約しなかったのに・・・間の悪い発表だ(苦笑) とはいえ、廃人が旧アステル沖縄からの移行でそのまま持ち続けている事が多く、ちょうど5月に北海道オフがあるので、その連絡用にと新設した。当初考えてた在庫処分の"旧Dポロゴの"AH-K3001V(京ぽん)が早々に売り切れた為、展示中で最も安かったH-SA3001V(SANYO)を購入、\2,940。契約は30分程であっけなく終了。

・定額プランについて
 ・携帯電話の無料通話を使い切るのに四苦八苦
 ・単身赴任も遠距離恋愛もせず
 ・メール中心で大半の用事が済んでしまう
 ・頻繁に会話する人とはSkypeやIP電話、携帯電話の指定割引

・・・持ってる必要性に欠けるが、あればあったで気軽に電話かけたりメールを送ることができるので、「とりあえず」はあってもいいかと思う。感覚としては「1日100円で持ち運びできるSkype」。相手がウィルコムPHSなら他に特別な操作を必要としない点も◎。

PHSは軽くて小っちゃくて「いかにも電話」で◎。最近の150g前後の携帯電話を使っている身には新鮮に写る。さて、久々に実戦投入するPHS。特にウィルコム(旧DDIポケット)の音声を利用するのは5〜6年ぶりなので、その後のエリア展開やら通話性能はどう変わったのかを追い追い試したいと思う。(定額なら接続料気にせずかけまくれるしw)

明日、あさってと二日間は実際の使用感として、通話時のハンドオーバーテスト と 料金面から見た使い勝手を検証していく事にする。


2005.5.10 ドコモPHSの終焉 −飼い殺しにされたNTTパーソナルPHS−
まずはこれを見てほしい。

NTTドコモグループでは、お客様のニーズにお応えすべく多様な「PHSサービス」の開発・提供に努めてまいりましたが、携帯電話サービスの低料金化や多機能化等に伴い、お客様の減少傾向が今後も続くものと予想されることから、経営資源を携帯電話事業(FOMA)へ集中させていただくため、2005年4月30日(土曜日)をもちまして「PHSサービス」の新規お申込み受付を終了させていただきました
(NTTドコモ北海道 プレスリリースより)

変化の早い移動体通信業界で
・新しい端末を出さない(携帯と分野の重ならない、データ通信に特化して主戦場の音声端末の開発を停止)
・新しいサービスを出さない
状態ではユーザーに対する訴求力を失って当然。お知らせの『ユーザ減少のための廃止』はまやかしで、『NTTのしがらみで嫌々引き継いだけど、一定期間”寝かせ”といたので、そろそろ廃止』と読み替えるべきだろう。

引き継ぎ以来、廃止のため周到にレールを敷いてきたNTTドコモ。意図的に廃止に持ち込んでおいて、今さらユーザー減少のせいにするNTTドコモという会社の実態は株価だけではなく、この事からも窺い知れる。 聞くところ、元々はPHSを手がける意向があったが、政治力によってパーソナルという別会社を設立することになったという。その間にPDC方式の携帯電話が大ヒットし、最早PHSを必要としなくなった頃、パーソナルはにっちもさっちもいかなくなってにわかにお荷物を抱える事になった。しかし元々国策事業で始まったPHSを惨めに止める訳にいかない。そこで寝かせておいた訳だ。発想自体は寝かせてインセンティブをボロ稼ぎした○通信となんら変らない。対価として○通信はインセを貰ったが、ドコモが貰ったのは親会社の歓心か、はたまたお役所の・・? まぁ、確証のない話は程々にしておいて・・・

まぁ、本体も本体なら、末端も末端な訳で、先月はこんな事ありました。

○その1・『新規登録時』(前述の登録店舗とは別のドコモショップ)
・持ち込み新規契約を希望(ピノキオとは別の端末)すると、4/30迄受付の筈が「PHS新規受付けは既に終了しました」と平然と言う店員。
 →入口には大きく「新規契約受付停止のお知らせ(プレスリリースと同文)」が掲示されているが、そこにも明確に4/30停止と書いてあり、その事を指摘するとどこかに問い合わせした後、仕方ないといった表情で受付を始めました。
・操作方法に習熟した店員がいない。
 →登録できないと「端末が故障している」と人のせいにする店員 ※後日別の店でやってもらったらちゃんとできました。
 →自店操作のせいなのに「4/30迄に不都合が解消されなければ受付けできない」と言い出す店員。
  ※結局はそのDS店員(3人)のスキルが低かっただけ。前述した通り別の店ではちゃんとやってもらえました。
  →これなら、全て「ダメでした」と言って牛歩戦術に持ち込まれれば、ユーザーは契約できないことになってしまいます

 風の噂で「ドコモは廃止するサービスには冷たいんですよ」と聞こえてくる。事後報告の形で「本日で受付を停止しました」とリリースを平然と流す鷹山よりはまだマシとも言えるが、この某ドコモショップの対応は、NTTドコモという会社の本質の一面を浮き彫りにするものだと言えよう。

少なくとも、4/30迄はきちんと受付けて頂きたかったし、きちんとPHSの勉強もしてほしかった。

○その2・『もうPHSからPIAFSダイヤルアップ接続は誰もしないの?』
 契約ISPの内の一つ、@Niftyが本年2月末日を以って全国のPIAFS APを撤廃。代りに「アクセスナンバー」なる全国統一APを開始した。(接続先:0035-054-101010)。ところがPHSから接続した場合の料金については「携帯・PHSからの料金は各事業者によって異なりますのでお問い合わせください」との事。そこでドコモコールセンタ(0120-800-000)のPHS担当に「0035から始まるアクセスポイントへ発信した際の通信料金」と、「データプラスの無料通信分の対象可否」について問い合わせると、まず前者は「距離と時間帯によって異なります」との事。??? これって全国一律じゃないの? と思いつつ再度問い合わせると「違います。設置場所がどこかにより異なりますのでISPにアクセスポイント設置場所をお尋ね下さい」と言い張る。そこで@nifty.の担当者(E氏)に同様の質問をすると「昼間は3分8.5円、深夜帯は4分8.5円になります」と言い出す。念の為「PHSから接続した場合でも、3分8.5円なのですか?」と二度聞いたが「間違いありません」との事。コイツは役に立たないので、早々に電話を切り、再度ドコモコールセンタ(Y嬢)に問い合わせると、最初と同じ回答で、「距離と時間帯により・・・」 ・・・・。

「思うに、この0035から始まる電話番号は他のISPでもPIAFS APとして全国一律料金で提供しているので、フレッツISDNや0570-から始まる番号のような全国統一ダイヤルで一律料金と思われるのだが、0035から始まる番号はどこの会社のサービスなのでしょうか?」
「それはISPさんに問い合わせて頂かないとわかりません」
「私がドコモPHSを使用してISPにインターネット接続を行った場合、私はドコモさんから通信料を課金され、ドコモさんは0035から始まる番号を提供している会社へ接続料を支払うのに、どうしてわからないのですか? 会社名がわかればそこに電話して料金の問い合わせをしますし、あなたでわからないのならわかる人に代わってください」
「それではお調べ致しますので折り返しご連絡させてください」

で、3〜4時間経って連絡があったものの、こちらが着信音を切っていて気付かず翌日の回答(担当者は別の方)となったが、

結論:
・0035から始まるサービスはNTTコミュニケーションズ提供
・その番号はP-p@c対応アクセスポイントで、一律\10/分(全日)。深夜料金の設定はないので、従来MA内にPIAFS-APあった人には不利
・P-p@c対応のISPなら、データプラスの無料通信対象。

ということでほぼ満足のいく回答となった。某氏によると、どうもPIASネット終了の代替として用意したサービスらしい。p-p@c自体は以前から知っていたが、そこに@niftyやBIGLOBEといった大手ISPが無かったので、すっかり失念していた。余談だがこの表は”平成14年9月25日”とあり、2年程更新されていない事になる。いくら終了予定サービスとはいえ、ページ更新されてないのは怠慢ではないだろうか
その旨を伝えると、「お客様のおっしゃる通りですので、該当ISPを調査の上、早急に更新致します」という事であったので、そのあたりは期待させてもらおう。
※2005年5月10日現在では未だにそのままです。

また、今回もう一つ困ったのは「事業者間の狭間」だ。要するにISP(@Nifty)とドコモ北海道間でたらい回しにされたという点だが、これは以前NTTに固定→携帯の通話料を問い合わせたら「ウチではわかりません」って言われたのと同じ構図で、結局相手先が料金を決めてるから、ウチは言われるがままに請求してるだけ、という他人事な態度でしたが、kyanがお金を払ってるのはあくまでNTT(固定の話)であり、あくまでNTTドコモ(今回の話)である。にも係わらずISP任せにされるのは心外だったりします。然るにドコモ北海道の担当者は「0035のサービス提供元もわからん」といった回答で、料金もISP任せ。 PHSからダイヤルアップ接続するユーザーは他の選択肢がないのに、肝心の通信料がわからない(ぼかす)のは通信事業者の責任放棄ではないだろうか。 まるで時価(=言い値)の寿司屋で注文してる気分だ。

#ここまでして自社網のmoperaを使わせたいのか>NTTドコモ北海道

 結果としてISPとドコモ北海道に計3回の問い合わせにかなりの時間を割いたのだが、たかだか料金一つ調べるのにここまで時間がかかるとは思いませんでした。ドコモに限らないんですが、「オトクになりました!」てな抽象的な内容を前面に押し出して、実際の料金や適用対象と対象外の区分け方法など、必要な情報が載っていなかったり、探しにくくなっていたり、従来より顧客に不利な点は隅っこに小さく書いてあったり、そもそも書いてなかったりする(問題)のが気にかかります。これで後でトラブルになっても「約款を読んでない消費者のせい」にするのは、「企業側が作為的に罠に引っかけようとしてる」気がするんですが、気のせいではないです。

個人がやると「フィッシング詐欺」で、企業がやると「ARPUを引き上げる料金施策の一環」。どちらもやってることは変らないんですけどねぇ。

いずれにせよ、せめて最後はきっちりといい仕事をしてほしいと思うが・・・・きっとこのままドタバタした揚げ句、最後には「FOMAへの乗り換えがスムーズに進みましたので円満に廃止することになりました」とJR西日本の幹部のように言葉だけ飾るんだろうなぁ、と今から予想しておきます。


2005.5.7 詳細 その2 ドコモPHS復活
とはいえ、今からドコモが本腰入れてPHSを開発するわけではありませんw
 思えばいまから約9年前にNTTパーソナルのPHSを契約してから(今もまだ使っています)、このHPが始まった(といっても過言ではない)のであるが、パーソナルから引き継いだドコモが昨月末で新規契約の受付を停止した。それに先立ちここ1、2年は音声新規端末も出なくなり、店頭からも撤去されて既に廃止へのレールは着実にひかれており、今回の発表はその途上の一つの出来事には過ぎない。とはいえ思い出深い旧パーソナルのPHSをもう一度、ということでこの度増設することにした。

復活させたのはALA−P132A(ピノキオ)。数ある所有端末の中から選んだのは、
1)希少性
2)自腹を切った中で最も高価
3)電池が生きてた 
の3点だ。だが、希少性ゆえ契約(というかSO登録)は困難を極めた。

当初は「マニュアル通り操作してもSO登録できない」と突き返されそうになったが、1)内線や他の機能は使えているのに、SO登録部分だけ故障しているのは考えにくい 2)先日知人が別の店で公衆登録できている。 というのを理由に、a)SO登録方法用紙を持参するので目の前で試させてほしい b)それでもダメなら先日登録できた別店舗担当者に電話で聞いてみる c)それでもまだダメなら諦める ということで用紙を探し、登録方法を自分の頭の中で整理し、どうもピノキオ側のSO登録画面への操作方法で戸惑っていると判断。応対マニュアルやケーススタディも作り、翌日準備万端で来店。

すると「ご迷惑をおかけしました」という言葉と共にあっさりSO登録済の端末を差し出され、拍子抜け。どうもその後あちこちに問い合わせて何とか登録できたようだ。同時依頼の別件をこなしてくれて、よくやってくれたと思う。一方で本来なら契約を取ってナンボ、ましてや初期投資の不要な端末持ち込み客はウェルカムだと思うのだが、客に登録の努力を強いさせるようではドコモもまだまだである。

で、ピノキオだが・・・それはまた後述することにする。


2005.5.6 詳細 その1 FOMA新設
P900iVをF39で契約。
地味にFOMA初契約。「とりあえず」契約したが、使わないのも勿体ないので、家族内TV電話用(ファミリー割引内のTV電話は同一地域内について30%引)の他、同一地域内のドコモ携帯同士の通話は他社通話より安いので、ドコモ携帯erへ通話する際にも利用している。


2005.5.5 今日は5ならび
次は2055年5月5日ですか・・・・って、あと50年も更新し続けられるかなぁ(寿命的に)

●おかしい・・・
 先日「回線スッキリ計画」を実施した筈なんですが、気付いたら8回線+αになってます(核爆)
詳細はまた後日w


2005.5.4

ちょっと気付かないと、すぐに1ヶ月、2ヶ月と経っています。そういえばPHS関係のHPってかなり減ってしまい、寂しい限りです。いつもながらほったらかしにしておいて言うのも何ですし、各人それぞれ色んな理由があるんでしょうが、kyanに限って言えばこの趣味が存続する限りは続けようと思うし、気付いた点は更新していきます。 月1位でのぞいてみてください(^^;;;;

●春の解約キャンペーン
その1:au回線
近所の某店で解約したんですが、一人一人の客に時間をかけ過ぎて1時間待ちでした。客5名(kyanは3番目)なんですが最初の2名は新規客で、時間かけるはかけるは・・・。手続き内容も訊きに来ないし、手際悪くて最悪でした。さっさと別な店に移動すればよかった・・。ってもしやこうやって客が諦めて継続利用する事を望んでる?!

その2:ぼろだ回線
解約したんですが、事前に書類を記入・持参したら3分で終りました。客が皆無なせいもあるんですが、手際の良さが印象的です。自分でSIMにハサミを入れて終了ー。なんてあたりはクレジットカードみたいで新鮮な気持ちでしたが・・・。
ユーザーとしては微妙な感じです。

その2番外編:
札幌駅地下街の某ぼろだショップ(まんまやんw)で料金プランの変更をした際、駐車券のスタンプを押してもらおうとしたら、

「2千円以上のお買い上げのみとなっております」

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・インセンティブは収益じゃないのか!?
・・そもそも2千円以上の端末なんて少ないだろ!!

そういえば、その近所にある某家電量販店Bでも、購入予定品がたまたま品切れしてたんで、予約して帰り際に駐車券を押してもらおうとした際に同じ事を言われました。別に私の都合で買わない訳じゃないし、近くの某量販店Yだと気前良く(予約・修理・1円の買物でも)駐車場代を無料にしてくれるんですけどねー。 まぁ、提携(→使った分だけ支払)と自社(→使っても使わなくても既に一定のコストが発生)の差はあるんでしょうが、そんな事は客には無関係。

・・・ということで「徒歩3分のコンビニへも車で行く」kyanは二度とこの店(s)を使いません。


2005.4.21 ぼろだ新プラン ぼろだpdf ITmedia

1)「メール定額」
800円でSMS、MMSし放題というものだが、1,200円ハッピーパケットレギュラーや300円指定割でメールし放題との住み分けが微妙。「メールはするけど、ネットはしない」なんて層にはいいかもしれないが、大抵は「電話だけ使用」か「メールもネットも両方使う」と二極分化しているのではと思われ。 私?申込しません。指定割とセットで800円ならまだ考えますけどね。個人的には、メール定額やパケットフリー、パケット割引サービス申込者は、最初からパケット通信利用者といえるので、「Vodafone Live!」基本料300円を免除(または定額料金に含まれる扱い)してもいいんじゃないかと思っています。

現状だと、回線基本料+Live!基本料+パケット(メール)定額料金・・・これだけで月5千円〜1万円逝ってしまう訳で、安くしたように見せかけて実はしっかりARPUを上げてますな。

2)「デュアルパケット定額」
論外。そんな暇があったら、定額対象になる本体標準ブラウザで一般サイトを見れるようにしてほしいところ。Vodafoneとauは専用サイト(携帯用サイト)じゃないと閲覧エラーになる事が多い(DoCoMoのiモードではきちんと見える)ので、使い勝手が悪く、パケット通信する気にならなかったりします。

3)「家族間通話定額」
今回の新プランの中で唯一、かろうじて評価できるプラン。1回線300円/月で家族割引を組んでいる回線宛の通話がし放題というもの。Willcomの定額制プランに近いものがあるが・・。

・新しい使い方ができるかも。
 例えば自宅内の呼び出しに、現在はPHSの内線を利用していますが、代替として使えます。しかもシームレスに運用できるので、外にいても中にいても、同じ電話で同じようにかけられるというのは便利かもしれません。
・現在ボーダフォンで家族割を組んでいる人なら考慮の余地があるかも。
 定額になるので、元の通話料が高いプラン(=基本料の安い「バリューパック」など)の方が割引率では有利。
 例)従来1分40円→家族間半額で1分20円→「月300円固定」 =1ヶ月15分(回)の通話で元が取れる。
・新規でボーダフォンにするには、ハードルが高いかも。
 例)主回線3,900円+副回線1,950円+「家族割定額」300円×2回線=6,450円/月 (一人3,225円)
 →他社携帯ユーザーなら、現在手持ちの基本料金プランを上げた方が使い勝手はいいかも。
・これでTV電話も含まれるならもっと使い道があるんですが、通話だけじゃあねぇ。

kyan的には、指定割で定額をやってくれれば文句ないんですが・・・。

それと・・・「10の約束」の時みたく、1年も経たない内に打ち切りになるってオチはないでしょうね?(苦笑)>ぼろだ

●ぼろだに希望するもの。
・10秒10円の復活
留守電や非通知拒否で1分40円かかるかと思うと、電話かけるのにかなりの抵抗感があります。短時間通話においては30秒単位課金のドコモや10円単位課金のau関東の方が結果として使い勝手がいいです。結局1分40円程度支払う事に変わりはないんですが、5秒10秒で40円だとねぇ・・・。 その位やってくれてもARPUは大して減少しないと思うんですが、ぼったくれないなら解約してもらったほうがいいのかな?>ぼろだ

・ドコモとのSMS相互乗り入れ
海外事業者には送れるのに、なんで国内事業者には送れないんでしょうねぇ。
ユーザーの囲い込みをするよりも、ユーザーの利便性を上げて解約を防止してauへの流出を防いだほうがメリットがあるような気がするんですが・・・。

・国際通話/SMS料金、海外ローミング時料金の値下げ
ボーダフォングループのスケールメリットを生かして、例えば現地ボーダフォンとのローミング時は半額とかできるでしょうし、国際通話も今やIP電話で1分10円〜でかけられる時代に、1分100円近く取るのはボリ過ぎです。さらには、国内通話料金は料金プランによって変動がある(=基本料金プランが高い程、1回あたりの通話料は安くなる)のに、なんで国際通話は同額なんでしょうね?? 無知無能無策としか言えません。

・国際通話/SMS料金、海外ローミング時料金を、月々の無料通信に含める
「日本ローカル」なドコモは始めましたが、「世界標準」を標榜するボーダフォンができないってのは、あまりにお粗末じゃないですかね。

・・・・ぼろぼろですな(苦笑)
まぁ、こう書くとぼろだはどうしようもない糞キャリアというイメージになるんですが、いいところもあるんですよ。

先日から、他支社管轄での3G買増や契約変更ができるようになりました。

 

 

・・・ドコモ、auは既にできてますが、何か?(爆)


2005.3.15 ウィルコム新プラン URLはコチラ

・月額2900円、年契必須だが、それによる割引はなし。
・ファミリーパック(2台目以降)は2200円
・対ウィルコムPHS→無料
・対一般回線→30秒 10円(=1分20円)
・対携帯回線→30秒12.5円(=1分25円)
・メールは無料
・インターネット(パケット32k)は7月より2000円のオプションを付加すると使い放題
・但しA&B割引対象外

ネットに関しては、それがメインなら従来のプランの方がA&B割引や年契割引の適用後は安くなるので、ミソは「IP電話網を使った格安音声通話」をどのように考えるかになる。

☆想定されるユーザー層
「長電話かつ、フレキシブルに場所を移動しながら通話可能」

・遠距離恋愛や単身赴任の家族間で、互いにウィルコムPHS同士で通話(by某氏)
二人で持てば、5100円/月(2900円+2200円)なので、1ヶ月に、

・IP電話同士・・・・完全無料
・固定網同士・・・・・3分 8円換算として、637分(10時間37分)
・PHS市内・・・・・1分10円換算として、510分(8時間30分)
・携帯最上位プラン・・1分15円換算として、340分(6時間40分) →指定割、ファミリー割引等を組めば固定網価格と同様。
・携帯最下位プラン・・1分40円換算として、127分(2時間 7分) →           〃

また、ボーダフォンの最上位プランを契約して、家族割or指定割と「ハッピータイム2」(土日祝に5分以上会話すると、+30分までは無料)を併用すると、35分で37.5円、1時間10分で75円・・・なんてのもある。ということで、1ヶ月の間に外出時やネット回線を敷設できない人が特定の人とこれ以上話をする場合には有利になる。
これでTV電話がし放題なら爆発的に人気が出るんでしょうけどねぇ。

「一般固定網や携帯電話網への通話が従来より安くなる」
・発信の多いビジネスマン/事業者には従来よりは安価にお得になるかも
・但し、各携帯会社の上位料金プラン(*1)と比較すると、対一般、対携帯電話料金はやや高くなるので、既に上位料金プランを契約しているユーザーはあまりメリットがないかも。とすると、「現在下位〜中位プランを契約していて、なおかつ無料通話を超える事が多い」ユーザーを対象とすることになるが、こういったニッチな層がどの程度居るのかは不明。

(*1)(FOMAプラン150、auコミコミコールスーパー、Vodaバリューパックプレミア)

☆感想
・格安音声プランという選択肢ができるのは歓迎。いずれは携帯電話事業者へ値下げ圧力となる一つの呼び水となるのではないか。
・但し爆発的な人気を呼ぶかは疑問。既に市場は携帯電話を使用したコンテンツ配信や決済機能の代行など、「音声通話以外」の部分での競争になっており、多くの一般ユーザーはそういったサービスを使うことに慣れている。その中で「音声安いよー」というだけでは厳しいのではないか。今一歩踏み込んだ施策が求められる。
・「165分以上の通話にはウィルコム回線同士の通話の場合でも有料になります」とあるため、一旦切る必要があるのが面倒。
・気になったのは既存顧客への配慮が足りない事。せめて長期契約割引位付けてもいいのではないだろうか。最大で10%なんだし。
 相変わらず「新規をどれだけ取れるか」という姿勢で、一度つり上げた魚にはなんのインセンティブもない点が気にかかる。
 それとも「使いたい時に契約、不要ならさっさと解約」の繰り返しを奨励しているのかな。

その昔、アステル北海道という会社で「39プラン」というのをやっていた。これは、

1)発着信両側がASTEL北海道契約のPHSを使用
2)発着信両側ともにASTEL北海道管内のエリアにいる(→ローミング時は使えない)
3)通常プランに300円のオプション料

で、いつでも3分9円というプランだったのだが、今回は全国規模で使え、全国どこにいても無料というのは評価できる。但し、実際にこのために「じゃあお互いウィルコムのPHSを持とうね」といって、既に携帯電話を持ってるにも係らず(大半の人は所持しているだろう)、新規契約する人がどれ位いるのか疑問が残る。というのは、昔付き合っていた女の子と39プランで夜な夜な会話してた時代があったのだが、アステル北海道のエリアが狭く密度が薄かった事もあって使いにくかった事、また、既にPHS/携帯電話を持っているのに、それとは別にわざわざPHSを所持して使うというのはなかなか面倒くさかったことを若干の甘酸っぱさと共に記憶している。

☆結論:「安いのは魅力だけど、新規で(しかも年契つけてまで)契約する程ではない」
kyan的には微妙。昨日のIP電話と同じで、2900円分のモトが取れなさそうです。なんせ今の携帯の無料通話も余してる位ですから・・・。
・既に携帯電話を契約しているので、新規で1契約増やす位なら、素直に3000円分料金プランを上げた方がメリットが大きい。
・自動車ドライバーなので、PHSエリアが狭く、特に高速で移動中に切れる、またBluetooth対応機種がないので移動中に使い辛い。
・外出先で長電話をする事がない。長電話は自宅からIP電話なりskype(笑)
 (外出先もホテルではブロードバンド回線の入った所を優先するため、PCあればskypeできる)
・よく電話する相手にWillcomユーザーがいない
・(既回線の)家族割、また指定割を組んでいるので、よくかける相手には十分安い(今は1分20円)

ってことで、遠距離恋愛か単身赴任する事になったら考えます(^^;
TV電話がし放題なら爆発的に人気が出るんでしょうけどねぇ。


2005.3.14 IP電話 〜kyanの場合、安くなったかどうか?〜
大好評(??)、「ボーダフォンはぼろぼろだフォン?」シリーズの後日談を追加。ええ、飽きさせてくれないキャリアです(苦笑)

最近はIP電話全盛で、ISPの料金コースからIP電話無しのプランを選ぶ方が大変な位で、かくいうkyanもIP電話付になってから早2週間。料金面からの使い勝手を検討してみた。ちなみにkyanの加入してるISPの料金はこんな感じ。

・IP電話(提携ISP) 無料
・固定電話/IP電話(有料) \8/3分
・携帯電話 \18/分
・PHS \10/1回+\10/分
・国際電話:韓国、台湾、香港→\30/分 ※非課税

・全体として従来よりは安くなる。
距離区分が無いので遠距離への一般電話や、国際電話は既存の電話会社に比べて圧倒的に安くなる反面、携帯電話/PHS、また近距離一般回線への通話料は既存比でそれほど安くならない。なぜなら携帯/PHSは携帯事業者へ接続料を支払うため、近距離は元々が安価なためだが、かける相手の頻度・通話種別・距離・時間帯にもよるが、今のところ通話明細を元に比較検討した限りでは、平均すると以前よりは安くなるという印象だ。

・短時間通話では従来の電話会社の方が安い事も・・
kyanは時間を問わない注文書類などのFAXは深夜にタイマー送信する事が多いのだが、こういった場合大抵10円/通信で終る。ただ、某D社の割引サービスではそこから最低25%割引になるので、実質7.5円で通信でき、全国一律8円/3分のIP電話よりも安くなってしまう。全体的にFAXや、短時間通話が多い場合はそれほどIP電話の効果は出ないかもしれない。 ちなみに、予め短時間で終る事がわかってる用件(タクシーの呼び出しとか)は、Skypeでかけちゃいます。これだと1分単位課金で2.6円程なので、IP電話使うより安いです(爆)

・携帯電話はそれほど安くならない。
(IP電話某社)18円/分 (0036)18円/分 ※ボーダは21円/分
ちなみに他の既存電話会社も似たような価格。というわけで、家では相変わらず0036経由にしてます。これはテレカでNTT分の通話料を支払っているからです(爆)

・但しレンタル料金が280円UP
IP電話を利用するに当たって注意すべき点は、特別なオプション料金は必要ないが、レンタルモデムの料金が高くなる事だ。

(従来)500円→(新)780円

この差額280円が「実質的なオプション料金」にあたる訳だが、この差額(280円)以上に電話を使うかどうかがIP電話を選択するかどうかの分かれ目。なぜなら、いくら従来より電話代が安くてもトータルで280円以上安くないと、かえってレンタル代金の方が高くつくからだ。

・結論
を書くと我が家では「モトが取れない」ことが判明。過去6ヶ月の通話明細を一件毎に計算し直した結果、280円を超えて安くなった事は0でした。
今はISPの縛り期間なので放置プレイだが、縛りが解けたらIP電話は解除するかな・・(^^;

※各人の使用頻度や通話先種別、その他会社の割引の組み合わせによって「どれが安いか」はいくらでも変わるので、目安程度にしてください。


2004.3.3 回線スリム化作戦
最近は本筋から外れてきてる(業界自体が斜陽だが・・)ので、ちょっと電話HPらしいネタをふってみます。

現在は使用頻度が落ちて、「ただ回線を維持してる」というのも多くなっています。というのは、

1)自宅も職場も出先も知人宅もみんなブロードバンド回線で、以前程PHS通信する需要が減った。
2)携帯等でメールやWebが簡単に見れるようになった。
3)自宅ではIP電話なりSkypeを使用するので電話をする頻度が減った。
4)海外では使えなかったり、たとえ使えても高額な通話料の割に無料通話の対象外。

と主に生活の変化に現在の回線数が対応していないのが理由です。現在8回線(家族利用分を除く)あるのですが、月々1万8千円程支払っています。以下の理由から思い切ってスパーっと切っちゃうことにしました。

1)無料通話を使い切れない
2)データ通信は毎月コンスタントにする訳ではないので維持費が嵩む
3)鷹山は移行後1年は様子見だったがテスト期間終了(これは持っていても将来無さそう)
4)FOMAとVoda 3Gに関しては1回線あればSIMの挿し回しで評価可能

で、結果は以下のとおり。

ボーダ×1回線→グローバルコールプラン
au×2回線→全て休止(契約期間維持できる為)
ウィルコム×3回線→全て解約
鷹山×1回線→解約

9回線→3回線
1万8千円→4千円(概算)

・ウィルコムは台湾ローミングやら、データ通信プランから微妙に悩んだのですが、「常時旅行してる訳じゃない」が、かといって休止という選択肢が大変使いにくい(通常の75%料金がかかる)という事で決断しました。通常時のデータ通信は非常用と位置して。今あるドコPで、使う時だけ@FreeDなりデータ通信プランにして使用分だけ支払い。どうしても必要になればその時にまた契約し直します。携帯各社のように手数料2,000円程度で維持できる制度があればいいのにな。
・ボーダ(しかも3G)をメインかつほぼ唯一の電番にするのにはエリア的、会社的にそれなりにリスキーですが、使えない時は転送電話を使うなり、常時入れ替わる評価電番で発信するなどしてカバーすることにします。多少転送しても1万4千円にはならんでしょうし(笑)

常設はドコモPHSとボーダの2回線になりました。どちらも家族割を組んでいるので、自己負担額は月4千円位に圧縮されます。まぁ実際にはこの他に評価用に契約してたり、縛りモノがあるので+αでかかりますが、これらは端末代を分割で支払っていると考えます。


2005.3.2 プロバイダ乗り換え顛末記。

・経緯
 今まで某ISP(仮にDとしておく)+e−Access使っていたのですが、知人からADSLモデムを頂きました。これが現在レンタルしてるモデムと同型で、試しに入れ替えてみると遜色なく動く。それなら月500円(IP無)も払ってレンタルする必要もないや、ということでDにレンタルを止めたいと電話しました。すると、

「レンタルを止める事はできない。返すのは顧客の自由だが、それによってレンタル料は減額することは社内システム上できない」
というので、

「それはD社の勝手でしょ。そもそもんな事どこに書いてあるの?」と聞くと、
「加入時の画面に記載している」と言うので
「私の時はおっしゃる内容の画面は出てきませんでしたが。そもそも契約約款に書いてあるの?」と再び訊ねると、
折り返し回答。・・・最近いつもこのパターンだな。で、しばらくしてかかってきた電話が強烈。

「約款には書いてませんが、逆に『レンタルしなくてもよい』とも書かれていない」
と言ってきた。

素晴らしい言葉のマジック

どのサービスを提供する代りに、いくら支払う。 という基本的な内容がたかだか画面一つに書いてあるだけ。それなら常設してある方の料金表に堂々と「当社ではレンタルを解除する事はできません」と書くべきではないか。また、「レンタル料金込の基本料」という形態にしてしまえば私も文句はない(最初からそんなISPは選ばない)のだが、わざわざ基本料金+レンタル料金 という形態では当然「あ、不要になったらレンタル解除できるんだろう」と思ってしまいます。 このように表面上は曖昧な表現に留めて、細かい内容は画面一枚で自分たちに有利に図る、というのが最近の流行なのでしょうか?

「D社さんは課金という契約の根幹に関る部分で制約をかけておいて、約款に書いてないのが問題ではありませんか?」と訊ねると、
「あくまで当社はレンタルが必要というスタンスになるので、レンタルをしないという選択肢はございません。約款で書かなければならないということにもなっておりません」
と言ってくる。何度話しても最後はこの繰り返しで、ふと
「面倒な客はさっさと退会して欲しいと思ってます?」と聞いてみると、
「(思わせぶりに)私の口からは申せません」という、実にナイスな回答。

「さっさと退会しろよ〜」と語っているやんかっ!!

そういえばこの会社、

KとかDとかいう会社の一味

だと改めて思い出したので、ちょっと視点を変えて聞いてみる。
「・・・話は少し変わりますが、自由化されて今でこそユーザーは好きな電話機を接続できるようになった訳ですが、昔NTTが電電公社だった頃、電話機を事実上自社ブランドしか売らない施策の時代が長く続いていました。一種の”電話機商法”ですよ。そういえば親会社はあくまでNTTの対抗馬というスタンスですよね。で、D社はその密接な子会社です。口では『NTTのやり方は横暴だ』なんて言ってる会社が一方では”電話機商法”ならぬ”ADSLモデム商法”で半強制的にレンタルさせ続けて安定収益を確保する。このモデムは通気孔があって中がかなり見えるようになっていますが、中身はペラペラの基盤一枚。これに毎月500円、年間6,000円、3年使えば18,000円ですよ? 約款では壊した場合などの弁償金額は定められてるくせに、自分のモデムを使うという選択肢は提供されない。こんなやり方はおかしくないですかね?あのNTTでさえフレッツADSLはレンタルと販売、二種類の選択肢があるのに、対抗馬たるD社ではレンタルの押しつけを行うとは大変残念です。ユーザーのニーズに合せてレンタル、売り切り、一般モデムの使用など選択肢に幅を持たせる事が大切ではないでしょうか?
「・・・確かにレンタルの解除を希望されるお客様はkyan様の他にもいらっしゃいますが、当社としましては現状ではご希望に添えられません。但しkyan様のご意見につきましては必ず社内で検討させて頂きます」

で、NTTが嫌いなのでD社にした私としては、今までの熱がすっかり冷めてしまった。

「携帯電話、自宅のマイラインは全区分でD社(の親会社)、そしてプロバイダとNTTに対抗する事業者としての貴社グループに期待し、応援していた訳ですが、この一件でNTTと同じ商法を行う貴社にがっかりしました。つきましては解約したく思います」
と衝動的に解約の申出。担当者はほっとしたのか、電話口でその場で受付けてくれました。書類も何も要らないんですね(笑) 印象的だったのは最後に、

「個人的には(モデムの件で)色々な選択肢をお客様に提示できるようになれば、と思っております」
との一言が印象的でした。

 レンタルという制度はメーカー、ISP、ユーザー、三者にとってメリットがある。まずモデムメーカーは確実な需要がある。プロバイダは安価に確実に供給でき、なおかつお金はユーザー転嫁。お互い傷つかない。そしてユーザーにとっては、例えば技術革新の速い昨今でモデムを購入しても1年後にはもっと高速化しているかもしれない。また、故障したら修理している間使えない事になるが、そんな場合レンタルならば柔軟に対応できる。一種の協定みたいなものだ。それはそれで一つの選択肢ではあると思うし、一定の需要があると思う。 問題点はそこに(レンタルするのか、購入するのか)ユーザーの選択権がないことだ。できることは、「全部ひっくるめてここと契約するか、どうか」だけだ。嫌なら契約するなということになる。そこで売り切りという手段を作る(そもそも規格があるんだから作る事自体はどこでもできる)ことで、多メーカーの参入を促し、ユーザーに選択肢を提供し、競争が始まる事が一見遠回りには見ても最終的にはユーザーの利益になり、ISPの利益に跳ね返ってくると考えています。 レンタルのADSLモデムって細かい設定ができなかったりしてはがゆい思いをしたことのあるユーザーって私だけかな??

・乗り換え手続き
で、半ば衝動的に解約したので^^;、さて余所に行かねばならなくなった。で、色々とプロバイダの料金などを見ていると、どうもフレッツ以外の2社(ACCAとe−Access)はどちらもモデムレンタルが必須条件となっている。さりとて今さらフレッツを使うのはNTTの軍門に下るようで腹立たしい。 ということで別のプロバイダでまだ使ったことのないACCAを使ってみることにした。プロバイダはマイレージの罠に引っ掛かって某老舗プロバイダに決定。

#それにしても毎度の事ですが、「釣った魚には餌をやらない」
#一度入会したら今や携帯電話業界でさえある長期割引すらないのに、新規には異様に金をかけるこの構図、何とかならないんですかね(-_-;)

で、途中いくつかいろいろあったものの(できると書いてあった同日切替が不可になったとか、その連絡を封書で寄越したりとか。台湾に居て読めないっつうの!!(DTIの人は知りようもないw) にしても「e-mailでの連絡も可能です」って書いてあったからわざわざe-mailを晒したのにまるで意味無し)、まぁ何とか開通しました。

同日乗り換えを成功させるコツ
1)旧ISP解約時に、解約日(回線撤去日) を指定する。
2)新ISP契約時に乗り換えである旨と、回線撤去日を客セン等に確実に伝えておく →kyanはここがうまくいかずに遅くなりました。

・乗り換え結果
実測でUP/DL共に従来の2倍出ていていい感じです。ただプツプツと切れる事もあるので、無料期間いっぱい使ってみてから継続の是非は考えようかなと思います。今度IP電話も使えちゃいますので、早速設定して完了。

IP電話の導入によって我が家で使用するほぼ全ての通話については先程のD社の親会社を経由することもなくなりました。と同時にD社グループの携帯電話は5年弱利用が2台あるのですが全解約。グループを離れた某PHS会社の回線。これまた7年弱利用の回線が2台あるのですが全解約して、D社グループとのお付き合いは一切辞めることにしました。

今や通信業界は国会の与党vs野党のような「馴れ合い業界」なんでしょうか。表向きライバル、でも裏では手を握っている(実際、携帯事業でのソフトバンクに対するドコモとのタッグなんかはそのままかな?)なんて会社には1円も落としません!(といいつつ宗旨変えする時もありそうだけどw)

・番外編
「それなら結局モデムの話はどうなったんだ?」と思われる方もいらっしゃると思います。kyanもそう思います(爆) 
結論からいいますと、モデムの細かい話より、「(乗り換えた)現状には満足。気に入らなくなったらさっさと解約する」という方針に転換した事が大きいです。従来は割とKとかDとかいう会社が色々と新しい事をしてくれるのでちょっとは期待していて、それもあって何かと使っていた訳ですが、今後は「時々で最も有利な業者を選定する」と機械的に選定することにしました。利潤を追求するのが本質の「企業」には何かを期待するだけ無駄で、こちらも「使える部分だけ使っていく」ということです。その上現在のISP業界には長期割引のような顧客を引き止める施策もないので、現在のプロバイダも余所に劣る場面が出てきたらスパッと心置きなく切り替えようと思います。

※発言内容は一言一句正確という訳ではなく、大意を表わしています。
※途中、担当者から顧客担当の責任者に電話を変わっています。また、日を改めて会話していますがそれだと訳がわからなくなるので便宜上、一度の通話のように記述しています。


2005.2.21 ボーダフォンは暴利だぼろぼろだフォン? その2 〜「家族割の罠」〜

 家族まとめてユーザーを獲得しようという施策の一環で、2月1日より「家族間のSMS(ショートメッセージ)、MMS(SMSより長い文章、写真、音楽、動画)が無料」というサービスが始まった。家族内メール無料自体は既にNTTドコモが先行して始めており、ボーダフォンもやっと始めたか、という程度だったのだが、メール無料ということで私はともかく、家族内ではムービーや写メールといった大容量データが大量に飛び交っていた。 しかし、「ボーダフォンの事だから何かあるんじゃないか?」と私は2度に渡ってお客様センターへ自分の氏名とボーダフォン携帯番号を名乗り本人確認を受けた上(したがって問い合わせの記録は当然残っているはず)で、1)本当に家族内のメールが無料になるのか? 2)無料になる対象はどの範囲なのか? を事細かく確認していた。その結果、1)無料になる 2)家族割が適用された回線内において、宛先が電話番号の場合においてSMS,MMS。受信も無料 ということで家族には安心して解禁していた。

さて、回りのボーダユーザーが増えたのを機に「指定割(月300円で指定したボーダフォン電番5件まで通話料半額、メール無料)」に加入すべく、お客さまセンター(157)に電話したのだが、一旦指定割を受け付けた後15分程で着信があり、旧J−PHONE時代から組んでいる家族割では指定割がくめないかも、というところで、もしかして家族割は?というのが今回の問題発覚のきっかけであった。

「ボーダフォンお客さまセンター(157)O嬢の回答」

A)ボーダフォンには「ボーダフォンの家族割」と「旧J−PHONEから引き継いだ家族割」の二種類があって、後者では2月1日より始まった「家族間のSMS、MMS無料」対象外
B) 解決するには「ボーダフォンの家族割」へ切替する必要があり、さらに電話ではできずボーダフォンショップで切り替え手続きをしなくてはならない

ところが、無料!お得!といったスーパーマーケットもびっくりの耳ざわりの良い言葉は見かけるのだが、ユーザにとって必要な情報はFlashを多用した見栄えのよい(あれだけ重たい)WEBの該当ページやチラシには一切書いていない。 で、今まで利用した分だ。3GのMMSは1通当たり最大300kbのデータを送れるので、1通あたり最大210円もかかっている可能性がある。これが何十通も飛び交ったかと思うと、被害は先日の国際ローミング時におけるMMS通知問題の比ではない。そこで今月利用した分の支払いについて問い合わせると「対象にならないのでお支払い頂きます」という回答。

つまり、最初に「無料だ!無料だ!」と大々的に宣伝し、客に散々使わせておいて(有料と無料じゃ使用頻度が全く異なる)、最後に「実は無料対象外のため有料です。お客様は利用されたのですから料金をお支払い頂きます」ということだ。

・・・この手法、どっかで聞いたことありませんか?
最初に「お兄さん安いよ!安いよ!、お触り付で1時間ポッキリ3千円の明朗会計!何をいくら飲んでも3千円だよ!」と大々的に宣伝し、客に散々飲ませて、最後に「お客さんが飲んだのは無料対象外のため有料です。お客様は利用されたのですから料金をお支払い頂きます。あー、5万5千円ですねー」ということだ。
そう、ボッタクリバーと同じ手法である。そこまでしてARPUを上げたいのか津○社長(いや、これからは会長か)。未だにこんな暴利企業がのさばっているとは言う言葉がない。そういえば、ボーダフォンのマークって某金融業者に似てたな・・・(苦笑)

あまりの理不尽さに、以下の質問をしてみました。

a)そもそもボーダフォンには2種類の家族割が存在することがパンフレットに明記されていない
b)「ボーダフォンの家族割」でないと対象にならないなどとは指定割のパンフレットをはじめどこにも書かれていない。
c)ボーダフォン側がkyan本人である事を確認した問い合わせ電話で2度に渡って無料対象の件を問い合わせたのにそんな話は一度も出なかった。
以上の3点から、ユーザーが知りようも無いことで対象外になり有料になるのはあまりに理不尽ではないか。
すると、
「・・・・」
将棋名人もびっくりの長考黙り込みに入るので、こりゃ使えないと判断。
「あなたで対応できないのであれば、対応できる人に変わってもらえませんか?」と言うと「少々お待ちください」。

 この「少々」がまた長い。5分程待たされた揚げ句に、

「上司の者と相談しました結果、今月中にボーダフォンショップで切替手続きをして頂き、再度157に電話頂ければ今月分の料金に関しましては調整させて頂きます」との事。調整と言ったってこの会社の言うことは信用できないので、調整範囲を確認すると、「2月1日に遡って、現在の請求額から本来家族割で適用になる無料分を差し引きます」とのこと。わざわざボーダフォンショップまで足を運ぶ件については「指定割を受け付けたのは私のミスで申し訳ないのですが、(電話での切替は)できない」の一点張り。あまりに白々しいので「本来、旧プランとの整合性はボーダフォン側でつける事で、顧客にわざわざ足を運ばせるのはボーダフォンの怠慢であり、配慮が足りないのではありませんか?こんな事ならユーザーにとってはボーダフォンにならない方が良かったですね」と言っておいたがどーせ(会社に義理も何もないからそんな事を言われても)痛痒を感じないだろうなぁ。 最後に、念の為判断を下した「上司」の名前も聞いて一旦終了。

#前回の件といい、「上司」の側には電話を代れない規則でもあるのだろうか? 巷ではコールセンターのオペレータをよく募集しているが、彼(女)達は「会社と顧客の間に横たわるサンドバック」なのだろうかと考えながら通話してました。

また、今回の最大の問題は「最も被害に遭う可能性が高いのが旧J−PHONEからの引き継ぎユーザー、即ち長期間契約してお金を払いつづけている人である点。にも係らずきちんとしたアナウンスがなされていない」点である。これではまるで「釣った魚には餌をやらない」どころか「釣った魚からさらにむしりとってやれ」という事ではないか。旧J-PHONE時代からのメイン電番が5年超、旧デジタルツーカー時代から利用してる現在の副回線は7年超で利用してますが、いっそ解約新規にして身なりも小奇麗に最初からボーダフォンユーザーになった方が良いのだろうか、と真剣に考えてしまった。

 その後ボーダフォンショップで手続きし、その場で157に電話。ボーダフォンの事だから「この手続きでは違います」なんて言われて二度手間を踏まされるのはもうたくさんだ。オペレータに事情を話すとショップ店員に代れというので選手交替。何事か話すとそのまま向こうから切られたらしい。ショップ店員の話だと「1)確認に10分程時間がかかるので折り返し電話 2)時間の確約はできないが本日中に電話する」ということだったが、結局電話は来ませんでした。

私から電話したのに許可無く勝手に電話は切るわ、約束した電話は来ないわ、一体この会社はどーなっているんですかね。

で、実はまだぼろぼろだフォンシリーズはまだあるんですが、それはまた気が向いたら書きます。

(2005.2.27追記)
その後1週間程経過してから責任者I氏から、手続きの確認が完了したと連絡がありました。2月1日からの遡求適用については責任を持って処理を行って頂けるとの事。「来月以降、(旧J-PHONE時代から家族割を組んでたユーザーが家族内メール無料ということでバシバシ使った後で)請求書を見てクレームがもっと来るのでは?」という質問には、「問い合わせが来た分についてはきちんと対応します。お近くの方で同様のケースがありましたら連絡下さい」との事。ニュアンスからあくまで現場レベルでの対応のようですが、やらないよりはやった方が良い訳で、その点は評価します。
(2005.3.14追記)
請求書が届きました。 ええ、しっかり請求されてます(爆)
該当部署に連絡した結果、折り返し電話ということですが、とりあえず遡求適用の件は伝わっているようなので、後はどのように処理するかという話になりますが・・・既にきっちりクレジットカードでは請求されてるんですが、言わなければそのままだったんでしょうかねぇ・・・・。なかなか飽きさせてくれません(笑)


2005.2.18 ボーダフォンはぼろぼろだフォン? 〜「国際ローミングの罠」〜

先日まで一週間程台湾へ行ってきました。
その際、ボーダフォンV-702NKを持っていったのですが、その際、SPAMメールがうざったいのでMMS通知を一々消してました。国内では無料(※1)なので、海外でも通知を削除するのは無料かと思っていたのですが、その後某氏から「MMS通知をサーバーから削除する際にも課金されるのでは?」という指摘を受けた為、問い合わせすべく帰国後にボーダフォンショップ八重洲店へ行きました。

その結果の過程というか、ドタバタが近年久々に激しいので、日記ネタとして上げときます。

・ボーダフォン八重洲
担当店員O嬢レベルではわからないようで、あっさり客センに問い合わせ行き。20分程待たされた結果の回答は、「まだかかりそうなので後程電話で回答します」との事。これでは埒が明かないので電話してもらうことにして退店。ちなみに、結論から書きますと

「ボーダフォンショップ八重洲店の回答」

1)MMS通知-サーバーメールの削除:海外利用時は勿論、国内利用時でもパケット料金がかかる
2)パケット料金は課金されるが1通1円以下と客センに言われたので心配する事はない。台湾ではミニマムチャージがないので大丈夫だ。
3)V-702NKでMMS通知一括削除できないのは仕様

ところが、この内2番目が大嘘で、さらに後程ボーダフォンショップお客さまセンターへ問い合わせた結果、

「ボーダフォンお客さまセンター(157)H嬢の回答」

2)の場合、パケット料金は通常のボーダフォンLive!使用時の課金がかかる。台湾の場合、ミニマムチャージがかかるので1通削除するのに\100〜かかることになる。MMS通知のサーバーメールを削除する際に課金される点についてWebやマニュアルに特段の記載はない。今回の様な事例の場合は帰国まで放置される事が正解。

という衝撃の事実が発覚。つまり自分でメールを見るわけでもなく、ただサーバーメールを削除しただけで1通\100かかるのだ。それでも選択削除、一括削除できる機種はまだマシだが、702NKの場合は「仕様により」一通毎しか削除できないという。こんな馬鹿な話があるだろうか。そもそもメールを削除した理由は、MMS通知中に「サーバーメールが許容量を超えています。すぐに削除してください」というメッセージがあったからだ。ネット関連に携わるものとして「エラーメールは出さない。ボックスは溢れさせない」というのは鉄則。これはいけないと思って削除してあげたのがアダとなった。パケット料金やSMS送信料が激高なため、ひたすらメールをセーブして(わざわざプリペイドSIM番号-NOKIA7210のラインから英文字でシコシコmsgを送ってた)料金を抑えていたのに、こんな所で課金されるなんて!!

ついでに金額を問い合わせたら\1,545との事。台湾現地で購入したプリペSIMのリチャージバウチャーが599元(約\2,050)の為、ほぼ75%に相当する金額だ。一方はあれだけ使いまくって(日本にSMSを23通送信&日本に数十分、現地で数十分通話した)、もう一方ではたかだかメールを1数通削除しただけで(しかも本文は見てない)支払わねばならないとは!!!

あまりの理不尽さに、以下の質問をしてみました。

a)702NKではMMS通知削除時、端末側通知単体を削除できず、必ずサーバー側メールを削除させてからでないと削除できない仕様になっている。この場合、ボーダフォン日本側のメールを削除しているだけなのに課金されるというのはどこに記載があるのか。もしこんな高額な課金を課せられると明記してあれば放置しておいた。実際、通話やパケット通信は高額な料金設定だとマニュアルに記載があったので使わなかった。
b)702NKでは上記「仕様」により一括削除できない仕様になっている。この場合、一通毎に一々削除しなければならないが、その度にミニマムチャージを課せられるのはあまりに酷な仕様ではないか。しかもユーザーにはこういった重大事項に対する説明がない。
c)ユーザー(私)はMMS通知のサーバー側メール削除に課金がかかり、しかも1件毎にミニマムチャージがかかる事を知り様がなかった。にも関らず「利用した」という表面的事実だけでこの分の料金を支払わなければならないのはあまりに理不尽ではないのか。

で、一悶着を経た後で出てきた「回答」が、

「では、kyan様の海外パケット利用分を50%削減致しますが、それでよろしいでしょうか?」と来たので、
「50%削減する、というこの『50%』はどういう基準で算出されたものなのか?」というと、
「他にもメール等を利用されているかもしれないので、50%としました」
「私はMMS通知を削除する以外には一切利用していない。(通常のメール利用の場合)高額なパケット料金が課金される事実を知っていたので、知人から写真付メールが来ても帰国するまで受信を我慢していた。そこまでして利用を控えていたのに、たかだかボーダフォン側のサーバーメールをわざわざ削除したのに高額課金されるのは到底納得できない所に、50%というとまるで過失割合のようではないか。では、今回の知りようもない課金に対して私にも50%の過失があるということですか?」
「上司に相談して参りますので少々お待ち下さい」←さっきから「上司を出せ」というが一向に代らないため、このように一々待たされる。最近のボーダフォンはショップ、客セン問わず待たされることが多い・・(-_-;)
「それでは、今回の海外利用分は全て削除して請求致します」
「それはそれでいいけど、より大切な事は、『いつ、どんな場合にいくらお金がかかる』という事実や、予め高額課金されそうな、今回のような紛らわしいポイントはマニュアルやWEB等できちんと告知するべきです。でないと同様のクレームが多発しますよ」
「検討すべく上にあげさせて頂きます」

だが、2005年2月18日現在、まだそういった告知はない。

(*1)ちなみに、国内でMMS通知を削除した場合にかかる通信料ですが
「ボーダフォンショップ八重洲店O嬢」   :有料、通常のパケット料金がかかります
「ボーダフォンお客さまセンター(157)H嬢」:無料です
と見解が別れております(苦笑)

その他にもボーダフォンネタはまだ色々いろいろあったりするのですが、これはまた気が向いたら書きます。
(2005.3.14追記)
調整されて、差引き0になってました。やれやれです。


2004.9.3 PHSを海外で使ってみたり。

トップページを久々に更新しました。
ただ今、台湾は台北に居ます。で、写真にあるようなものをゲット(一部は借り物)してしまいました(爆)
PHSワールドの廢なエッセンスをGSMや3G携帯が受け継いだ、そんな感じです。
でも日本では一部を除いてまだ使えないので、しばらくは国内:親機評価 国外:海外携帯探索 を続けようと思います(^^;

あ、今回の訪台に合せてPHSをTWO LINK DATAからAH−K3001Vに変更しました。子機登録できないのを除けばなかなかいい出来です。 詳細は帰国後にでも書きたいと思います。

明日は大OFF。早く寝なきゃ(笑) 翌日が楽しみで眠れないなんて、久々です。


2004.3.25 圏外の朝

昨日まで毎日立っていたアンテナマークが、昨夜から圏外になってしまいました。振っても電源入れなおしても圏外です。試しに電話してみると、発呼音が一瞬鳴った後に、背後にノイズが交じる中、女性の声で「おかけになった電話番号は、アステル北海道電話サービス終了に伴い、おつなぎすることができません」とアナウンスされます。今日からCSの撤去も始まることでしょう。一つの時代が終わりを告げたようで、寂しい気分です。

昨夜はアステル北海道停波見送りを一人(二人)でやってました。0:36に強制切断。切断される5分程前からプチプチとノイズが入っていたのですが、聞くに耐えなくなったのでしょうか(笑)

技術が時代と営業に潰される瞬間を垣間見たような気がします。

さて、窓に設置していたパワーアンテナ、ガムテープで固定していたのですが、劣化して剥がすと痕が残ってしまいます。さぁどうしましょう。


2004.1.1

新年明けましておめでとうございます。昨年末のASTEL九州(QT−Net)終焉に引き続いて地元の終焉を看取らねばならず、いきなり暗い門出です(^^; 時代の流れに翻弄されたのか、それとも単なる技術者達の自慰行為だったのか、どこをどう道を誤ったのかPHSと共に、最期の瞬間までその可能性をマイペースで探って行きたいと思います。今年もゆるやかな更新になるかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

●そんな訳で電源投入
久しぶりに鷹山契約のAP−33とHotNetのAT−33に火を入れてみる。AP−33はすんなり充電モードに入ったのだが、AT−33は沈黙。うわぁ、電池が逝っちゃったかーと思ったが数十分後に無事点灯。事なきを得ました。やっぱり真面目に使ってやらないとダメですね(苦笑 両端末共時計はリセットされてましたが、発着信履歴は生き残っていました。今では存在しない番号もちらほら見受けられて、一瞬ここだけ時が止ったかのようでした。

●DDI−Pのポイント
もうダメかも。
・ 年間契約割引更新時のポイントUP
従来 100ポイント → 今後 200ポイント
・ 口座振替払い・クレジット払い時(15ポイント/月)、年間契約割引時
(25ポイント/月)の付与を中止。

今まで、クレジット払いで年180p+年契で年300p+年契更新100p=計580pが、200pになるから、単純に-380p

毎月84p×12=1,008/年なんで、年間1,208p

しかも他社と比べて率の悪い機種変や修理価格に充当では、死んだも同然である。Dポ、ひっそり終焉させる気だな(苦笑)>ポイント制度


2003.12.16

あっという間に年末です。あ、期限切れクラブドコモポイント対策で、P-in Free 2PWLを機種変でGETしました。でも自宅の無線LANを認識しないのでそのまま捨て状態です(^^;

●KDDI DION A&B割
要はADSLセット割PLUSの対象ISPと、割引率を拡大したという話。これで長期割引(10%)、年契(15%)、その上さらに(15%)とトータル40%も割り引いて、さらにネット25を使ってるので基本料引き下げ(\5,800→\5,400)なんで、従来\3,770→\3,240と530円引になりました。ここまで来ると年間でも\38,880なのでb-mobileとも競争力があるかな?

●モバイラーズチェック ドコモポイント トクトクキャンペーン(ドコモ北海道のみ)
こう書いておいて何ですが、11月30日迄にモバチェを登録すると、3,000円のカードで30p、1,000円のカードで10pと、通常の利用額100円に1p追加するキャンペーンを実施してました。前払いさせる事で事実上の「縛りにしてしまう」といったトコロでしょうか。しばらく解約する予定もないので手元にあったカードを全て充当。ついでに金券屋で¥3,000→¥2,400で購入したりして、なかなかいい感じでした。他社のプリペイドカードも通常契約に加算できるようになったらいいのになぁ。


2003.10.13

●迷惑メール
J-PHONEは電番アドレスを受信拒否にしたらほとんどこなくなり、ezwebは特定ドメイン以外からの受信を拒否したら1日1通来るかこないかになりました。ほんのちょっとの対策でだいぶ違うものですね。

●5円コール(ハッピータイム)
vodafone(Jフォン)同士なら土日祝1分5円。それでもアステル中部の5円コールと等価、HotNet(アステル北海道)の39プランには価格的には及ばないのですが、日本全国で使える点と、対象ユーザ数の絶対人数を考えると、他国では既に始めてるとはいえ、思い切ったプランですねぇ。ツーカーセルラー辺りと客層というかターゲットが被るような気が。家族や友人の幾人かがvodafone(Jフォン)のため重宝しています。気のせいか今まであまりかかってこなかった人からもかかってくるようになった様な気が・・(苦笑)

NTT固定電話同士(市内通話)で3分8.5円。ハッピータイムなら3分15円なので、価格比約2倍。1分以内なら携帯の方がオトク、2分以内なら8.5円対10円なので許容範囲といったところでしょうか。

これでvodafone(Jフォン)とauの両面待ち受けしてるメリットが出てきます。

●ADSL
今さら?って石投げないで下さい^^;
自宅はINS64(フレッツ)なのだが、実家はADSL(12M)。普段から両方の速度を体験しているせいか、実家に戻るとネットサーフィンがとてもスムーズて清々しく感じる(笑) 当たり前だが。まるでローカルファイルを開いているようにさくさく、パッ、パッと表示されて気持ち良い。 同じような体験をPHSなり携帯電話を利用すると感じる。LANやADSLで一度でもファイルの転送をすると、メモリが「タタタタタッ」と駆け上がって行くのが当たり前になり、一目盛毎に着実に上がって行くのが大変かったるくなる。

そんなメリット盛り沢山のADSLは安いと勘違いされがちだが、実際にはモデムのレンタル料やNTT回線使用料などトータルで考えると3、4,000円程度とそれなりの出費になるから、月に10時間程度ならダイヤルアップ(場合によってはタイムプラス付加)の方がトータルで安い、なんて事も十分あり得る。

ちなみに実家ではプロバイダ料金込で、
基本料3,180円+モデムレンタル料500円+NTT回線使用料168円−マイライン割引300円−Air−H”セット割240円=3,308円+消費税165円=3,473円
かかっている。(もっともKDDIポイント28p+70マイル付くので、実際にはもう少し安いかも)

我が家ではフレッツISDN料金2,430円+ISP料金2,000円+消費税221円=4,651円

昔、本州のBBSにファイル目当てにアクセスしまくってた時代を考えると安いと考えるか、毎月使っても使わなくてもこれだけかかると考えるか、人によって考えの別れるところであろう。


2003.8.8

●親機評価
最近、3ヶ月に1度の割合で、INSルータにぶら下げている親機をとりかえつつ評価したりしてます。携帯電話全盛期の今となって今さら固定電話、といった感もありますが、一つには今だから取替えて遊ぶ余裕があるという事です。たまにしか使わないから、多少音質が悪かったり、使い勝手が悪くても我慢できます(笑) もう一つには、端末の電池が死なないよう、定期的に使わないとならない点です。せっかくのコレクションも電池が死んでて、いざ使いたい時に使えないのでは空しいものがあります。今さら定価で電池を買う気にもなれませんしね。そんな訳で、親機評価のページをひっそり更新してますので、興味ある方は覗いてみてください。

●喫煙権と嫌煙権
余所のHPで喫煙絡みの話を寄稿したので、その際にふと思ったことを書いてみます。kyanは嫌煙者です。「世界的な流れが禁煙だから」とかそんな理由で嫌煙なのではありません。愛煙家の皆さんにはもっとたくさんの税金を納めて頂きたいと思っています。また、嫌煙権と同等程度に喫煙権も認められるべきだと思います。その点、嫌煙者の多くが宗教的な考えを持って一律否定している場合が多いように感じますし、その点愛煙家の皆さんは理不尽に思うでしょう。

私は、喫煙者を否定はしませんが、例えばよく吠えるペットを散歩させる時に、近所迷惑になる真夜中にはやらないでしょ? 同様に非喫煙者のいる前では吸わないといった、「近所迷惑にならない配慮」をして欲しい点です。具体的には、吸う時は離れて吸うとか、普段2本吸う時間を1本に抑えるとか、「タバコ吸ってもいい?」と周りに許可を求めるとか、その程度です。喫煙されて辛いのは服や髪にタバコの匂いがつく点です。特に、お気に入りの服できちんと髪を整えた時に、個室なんかで許可なく無神経に吸う人ですね。私にとっては、突然ケチャップを浴びせかけられたのと同じ意味を持ちます。想像して下さい。街中で突然、他人にケチャップぶちまかすヤツがいたら、迷惑だし「頭おかしいんじゃない?」とみんな近づかないようにするでしょう。それが目に見えづらい煙だと、どうして平気でぶちまかせるんですかね? そんな人を見かけると、少なくともその人は以後無視です。いくら偉そうな事を言ってても、それがいくら偉い人であっても。

あと、相変わらず道端に吸い殻を「ポイ捨て」する人をよく見ます。吸うならせめて「携帯灰皿」持ち歩きましょーや、とはいってもほとんどの人は確信犯でしょう。酷いのは、自動車を運転中にポイ捨てする人がそれなりにいる点です。自分の車の灰皿は汚したくないのでしょう。最悪です。こんな状態で「喫煙権」なんて到底認められません。少年法の改正以前に、たばこの税率を懲罰的課税に改める方が先、なんてことになりかねません。

「いや、そんなマナーの悪いヤツは一部の人だ、きちんとマナーを守ってる俺達を一緒にしないでくれ」

なんて論法、ありますよね。私は思うんです。「マナーを守れる人こそ極少数なんだ」と。多数の悪党を抑えるのがルール化の主眼である以上、喫煙に関してはより厳罰化もやむを得ないと考えます。イヤなら、自主規制、即ち「マナーを守れる喫煙者が」「マナーを守れない喫煙者に」「社会的制裁を加える」ことです。誰ですか、「あくまでマナーを守らないのはソイツが個人的に悪いだけだから、俺に言われてもなー」と思ってる人は。世の中、殺人を横目にして意図的に助けなかったら幇助犯ですから、同様に見逃したら同罪です。

もう一つ、例えると散歩中にペットがウ○コしたら、飼い主が始末するでしょ? 同様に隣で吸うなら喫煙者負担でクリーニング代と洗髪費用、あと健康保険料の一部負担をお願いしたいだけです。交通事故で殺されたら損害賠償請求できますが、副流煙が原因で肺ガンになっても喫煙者一人一人の、病気に与えた影響を立証は極めて難しい訳で、事実上「やられ損」です。特に民事訴訟は原告側に挙証責任があるのでその法的責任を問うことは難しいからです。喫煙者が肺ガンで死ぬとしても自業自得で本望しょうが、何の権利があって無関係な人間を殺す権利が喫煙者にあるというのでしょうか。定期的な健康診断で喫煙者かどうかを判別し、喫煙者には多めに健康保険料を負担してもらい、禁煙者は少なめにする、とった社会的配慮があっていいと思います。

以上、たった三点が少なくともkyanにとっての「喫煙を甘受できるライン」ですが、最初の一点に限っても、マナーの悪い方が極めて多いのも事実です。

# その点、海外の空港なんかでせまーい空間の中でもくもくと煙が巡回してる喫煙コーナーを見ると気分スッキリです。あんな中に居たら早死にしそうですが、たとえ、死ぬとしても喫煙者はむしろ本望でしょう。


2003.7.31

●これは夢です。
総裁、僕も高級クラブに一緒に連れてって下さいよ〜 元はといえば血税から支出された、自分の懐が痛まないカネで呑むのは最高に美味しいと思いますよ〜 裏切者の処罰に熱心なのもわかるけど、まずは僕を血税で高級クラブに連れてって下さいよ〜 うまい酒を呑めば一時の屈辱も忘れますって。

HotNet(ASTEL北海道)の終焉 記事はコチラ(ナマモノなのでお早めに)
によると今年いっぱいで終わっちゃうとか。毎月2〜3千円は貢いでいたんだけど、その位じゃ赤字削減には全く役立ってなかったらしい(苦笑)

・現在の番号使えるようにしてくれ〜
・ドコモなりDポなり・・いやいっそ携帯電話の方が単価が高いからそちらに無料乗換えできるようにしてもらえると嬉しいかな(爆)

九州のばかやろー 元々やる気のなかった北海道に理由を与えてしまったじゃないかー

鷹山みたく「骨までしゃぶ」ってほしかった所ですが・・・残念ですね。

また一つの時代が終わりを告げます。

とりあえずこんなものを作ってみました 同じ物はこちらにupしてまふ。

名称/キャリア
Air-H"/DDI-P
@FreeD/NTT-D
性能(仕様)
64K/128K(別途OP) パケット方式
64K回線交換方式(でもちょっと特殊)
月額基本料金
\5,800
\4,880
年間契約割引
15%(\870)引 違約金\4,000
\880引、但し1年分前納(\48,000)が必要
複数回線割引
\200/回線引
\200/回線引、但しファミリー割引は不適用、また月額払いのみ
長期契約割引
5%(1年以上)〜10%(3年以上)
なし
その他割引
ADSLセット割 10%(\580)引+KDDI(DION)ADSL料金\240引
なし
ポイント還元制度

(ほとんど使えない制度だけど、一応あるにはある)
基本料や通話料等\100につき2p+口座振替orクレカ払で15p/月+年契で25p/月 年契継続時に100pボーナス 有効期間2プログラム年度

なし

仕様は、一長一短ありますが「どうせSPEC通りの速度は出なくて当たり前」と考えているので、どっちもどっちかな。後発だから当たり前ですが、@FreeDの料金体系はAir-H"のそれをよく研究している感じです。特に年間契約割引や、複数回線割引(これはつい最近始めたサービスですが)辺りに特徴が現れていますね。まぁOCNなりAOLとのセット割は競合他社と揉めそうなので難しいにせよ、個人的には長期割引とドコモポイント付加、あとモバイラーズチェック利用可能が実現したら、@FreeDでもいいかな〜という感じです。


2003.7.26

なんか久しぶりに1ヶ月で2回更新しちゃいました。これからは隔週記に昇格?!

なんでだろ〜
NEC IR450/Dが腐ってきた(高機能S点が動かない。一日2、3回固まる)のでNetGenesis+Canon CF-D1CL復活・・はいいのだがネットにうまく繋がらない。PC−NetGenesis PC−CF-D1CLは接続OKだからあとはNetGenesis−CF-D1CLかぁ。でも問題なさそうだなぁ・・ 通常のAPは接続OK、なのにフレッツISDNのCHAP認証がうま〜くいかない感じ。FirmやutilityのVer.upしても変化なし。なんでだろ〜

電脳系
ポータブルなMP3プレイヤー買っちゃいました。ビックカメラで\8,800から13%還元です。安かったとはいえ今どきRioVolt SP-150。大容量タイプが欲しかったので(後述)、シリコンオーディオは脱落。iPodは高価過ぎて脱落(気楽に車に置いとけない)、これになりました。 某がっこの講義テープを貯めておける点(700MBのCD-R1枚に約9コマ、25時間分位は入る)とドライブ中にメディアの入れ替えをせずに再生しっぱなししておける点(音楽CDだと大体11時間位かなー)が重宝してます。

もっとも、液晶画面で日本語ファイル名が表示できない等、使い勝手はあまりよくないのですが、この値段なら諦めも付きます。しっかしCDPも安くなりましたねぇ。今から12年前に初めて買ったCDPがソニーのポータブルタイプでしたが、その時はCDしか再生できず、音飛びガードも付いてないのに25K円しました。それが今ではmp3の再生もできて9K円とは・・・

次はHDDかなぁ。最近全然容量が足りなくて。

Jドメイン変更
jp-x.ne.jp→x.vodafone.ne.jp
今さらそんなことせんでも。
J切ってauにパケ割付けて統合するかな・・・・

50円切手を貼ってる辺りがお茶目(笑) Dポのポイント・続編
ダメ元で封筒送ってみたら引換券が届きました。
まだしばらくDポを使います(笑)
来年度からは2年毎に勝沼ヴィンテージワインかな(笑)

Dポのポイント希望 〜いっそのこと、Dポもauも大同団結してKDDIグループポイント大作戦を展開〜
・Pic@nic上でポイントの利用(=商品の交換)ができるようにしてほしい。
Air-H"だと液晶画面がある訳でもないし、ハガキは本当にそちらに届いたかどうか確認のしようがないし、電話だと商品番号を間違えそうです。商品の写真をみながらインターネット上で選択できれば安心だし、コストもかからないし、その後確認メールでも自動通知してもらえれば確認もできてとても使いやすくなるのですが・・・・交換できる端末がショボすぎ。こんなところで旧機種の在庫処分なんて、本当にPHSを使ってもらおうという意欲はあるのでしょうか? 親会社のauのポイント同様に1000ポイント=\2000で機種変更の代金に充当できるようにしてくれた方がお金を追加しても最新機種を選べるので非常に使いやすくなるのですが・・・

・親会社のKDDIポイント大作戦と互換にしてほしい。
 →親会社と共同でADSL割やってるんだからやってやれない事はないはず。
・航空会社のマイレージ(JAL、ANAなど)とポイント交換できるようにしてほしい。

なんて要望をこちらから送ってみました。するとperlエラーが返ってきたんでそのままほったらかし。(反応がないんで2、3度送信ボタンを押したのは秘密だ・笑)
と、思いきやerrorにも係らず何故か届いてたらく夕方には返信が!!(驚)

> メールでのお問合せ、ありがとうございます。
> お問合せの件につきまして、下記のとおりご案内申し上げます。
>
> この度は、幣社ポイントキャンペーンに関するご指摘やご意見をお寄せ頂きまして、有難うございます。
>
> 今回、kyan様より頂戴致しましたご要望につきましては、恐縮ながら、多数の
> お客様からも同様のご意見を多々、お寄せ頂いており、現在のところ、弊社
> 担当部署にてポイントキャンペーンのサービス性について見直し、改善を図る
> 様、検討しております。
>
> ただ、誠に申し訳ございませんが、現段階では、弊社経費等の兼ね合いにより、
> 具体的な更新時期は、未定の状況となっております。
> 幣社と致しましても、早期に改善すべく努力して参りたいと存じますので、何卒、
> 宜しくお願い申し上げます。
>
> なお、kyan様よりお寄せ頂きました数々のご意見は、改めて担当部署へ
> 申し伝えさせて頂き、今後のポイントサービス改善の参考とさせて頂きたいと存じます。
>
> 上記次第ではございますが、出来る限りお客様のご要望にお応えできる様、
> サービス向上・改善に努めて参りたいと存じますので、今後ともDDIポケットを
> ご愛顧頂けます様、お願い申し上げます。

という訳「わかってるけどカネがないから放置プレイ」らしい。
・・・あと十年位はこのままくさいっす(苦笑)

@Nifty.ポイント
毎月貯まる分と、一定期間利用のポイントが今月分で終了になるらしい・・・
今までコンスタントに毎月50ポイントは加算されてたんで、毎年1回は500円分の利用権と変えてたのに、(昔の話だけど)JALカードの特約店からも離脱してるし、本格的に他社移行かなぁ〜

というわけでまだネタはあるんですけど、ネタ切れするとマメに来ていただいてる(らしい)方に申し訳ないので、今日はこの位で・・・


2003.7.16

●Dポのポイント

しばらくすっかり忘れてて、そのまま期限切れしてました(汗)
万世のバーベキューセットもらおうと思ったのになー
腹いせに全て解約か(笑)←逆恨みだっちゅーの。

●最近の事件 〜高速道路使うの、辞めました〜
私が高速使ったら料金の100%徴収されます。拒否しようものなら告訴されます。でも相手によっては車種を軽く見積もったりしてくれるらしいです。そこで頑張って割引してもらおうと数万円するETC付けて5万円先払いしたら13.8%引でしたっけ。でも組合には後払いで最大30%(平均29%)引だそうです。超割はみんな使えるけど、組合割引は使えません。しかも後払いなので組合は何のリスクも負いません。つーか報道されるまでそんな割引があることすら知りませんでした。税金投入してる公団が設定する料金としては、やたら不公平じゃないですか? 私の払った税金で作った道路を使っても私には割引効かないんですよ?! こんなんじゃ高速道路なんて使う気しなくなります。もしかしてJRや飛行機に需要を流す高等戦術ですかね。

そもそも6000憶も赤字しても問責されない組織、これって凄いことなのでは。一般人ができる借金なんてせいぜい頑張って数千万、中小企業だって数億〜数十億でしょう。借りたくても貸してもらえない人や会社がたくさんいる世の中で、日本道路公団はこんなに赤字をたれ流しても平気な組織なんでしょ? 魅力的だなぁ、ここに就職しとけばよかったなー(笑) これって巨額の国費と財政投融資(=郵便貯金)を天下り官僚と国家権力に群がるハイエナ共で食い物にしてて、それが美味しすぎるから民営なんてとんでもない、と考えたらいいんですか? 工事費は談合、高速料金は中間マージン搾取、何千億単位ならそりゃ美味しいよな〜 そのくせ出口で現金預かってハイカ決済する”裏切り者”には厳しく、ですか。いいな〜日本道路公団。今後就職するなら日本道路公団だね。でも監視カメラのある職場、機密漏洩対策で連れション限定の職場ってのはいただけないな。 大体監視して外部に漏れると困る決算って、果たして適正なんですかね。 火のない場所に煙は立たないんじゃないんですかね? なんか俺の税金使ってるクセにやたらグレーな団体だなー あ、道路公団だから道路をイメージしてグレーなのか。 一連の騒動は総裁の高等ギャグだったのか。 でも最近黒いアスファルトの道路もあるから、黒くなってたらどうしよう・・・あ、適正な会計が黒くなってる分にはいいんだけど。腹黒いのは勘弁。

いっそのこと全て無料道路「超国道」として国が一括管理し、道路公団全廃ってのはどうでしょう?元々流通の大動脈たる道路は最も基本的なインフラなんだし、敗戦直後の貧乏な時代ならともかく、現在に至って採算性にこだわる必要性はないのでは(どうせ赤字なんだし)。今かかってる料金所や経理関係の職員の人件費を全廃(準公務員だけに給与水準高そうだもんな〜)、道路の修復保全は公開競争入札を導入するだけで違うと思うんですがね。

あ、ここから話題変わります。
福井の爆発未遂といい、長崎の少年事件といい、微妙な違いはあれ「検察官キソガワ」(鈴木あつむ 著 講談社モーニングKC)の掲載内容と一緒じゃないかと驚きの毎日です。少年事件はどの途、判断能力が十分でない少年を厳罰に処したって本人はその「悪さ」がわからないんだから、厳罰化は無意味、さらに悲劇が連鎖するだけではないでしょうか。少年法の厳罰化とか刑法の改正とか言う前にもっともっとやらなきゃならない事が多そうですな。なんせ子供の行為ってのは大人を鏡にしているのですから。某ニュース番組で『「人を殺して何故悪い?」に答えられる大人がどれだけいるのでしょうか』という一節には、ドキっとさせられました。

私には答えられません。
あなたは、答えられますか?

加害者の親は市中ひき回しの刑に処されるらしい。いやー、子供なんて怖くて作れませんな。せっかく少子化対策に貢献する気持ちはあったのに(爆)

早稲田大学、明治大学の学生に婦女暴行容疑と最近流行なんですか。今さら治安が悪化したとか、モラルが低下した訳じゃなく、昔から誰か彼かがやっていたけど被害者が訴えられなかっただけでしょうか。なんせ昔は刑事が話を聞く際にあることないこと喋らされた揚げ句に「合意じゃないか?」とか無礼な質問が相次いだ揚げ句に不受理となるなど被害者に厳しい社会風土でしたから。その点では性暴力が暴力であると世間に認知されつつあるという点でマトモな社会に近づいているんじゃないでしょうか。こういった出来事は今後もっともっと表に出てくるのでしょう。いずれ買売春報道のように連日不祥事が表に出てきて、別に珍しくなくなるのかな。恐ろしい・・ そんな早稲田大学も格付けは一流だそうで。

あ、そいえば今度自衛隊イラク派遣だそーで。そんなに派遣したければ賛成する人たちが安全な所に隠れてないで、率先して戦地に赴いてはどうでしょう。もっとも、当地は過去の派遣先とは比較にならない程に治安が悪いですから、誰かが残虐な方法で殺されれば世間の目は覚めるんでしょうかね。大量の銃弾を打ち込まれた死体、首から下(上)がふっ飛ばされた死体、内臓が飛び散って野犬に喰われた死体、捕虜になってそれこそ市中引き回しの刑に遭って布きれのようにボロボロになった死体なんぞ見たくないものです。あ、日本ではこういうシーンはTVではやらないんでしたっけ。そして望む望まない係らず軍神にされて靖国神社辺りに祀られる姿も。殺されるのが友人でないことを祈るばかりです。 人殺しも国家が認めれば国際貢献なんですかね。

ちなみにそんな事言ってる私はブッシュ大統領、大好きです。あれだけブッシズムを炸裂されたらにくめないので星条旗の小旗を喜んで振ってしまいそうです(笑) 上の事件・失言の方々も後で「覚えてない」とか「悪いと思わなかった」なんて白々しい言い逃れをする位に後ろめたい度をアピールせず、どうせやるなら堂々と陽の下でやってみてはどうですかね。もっともそうしてくれれば私はソイツに向かって「恥を知れ!」(Shame on you!)と言ってやりますが。


2003.6.7

なんか月記になってますが、年記よりはいいっすよね(ぉぃ

●ADSLセット割
実家がDION使ってるんで申し込んでみました。WEBでは6/1から受付開始となってたのに、実際には5/28に受理されました(笑) しっかし長期割引(10%)、年契(15%)、その上さらに(10%)とトータル35%も割り引いてもう目茶苦茶、というよりなりふり構っていられないんでしょうか。

●回線スリム化計画
Jを全て解約してauに移行とか考えたのですが、手間の割に安くならないんです。そこで最近はそんなに通話しないので、しばらくの間はJ−Phoneとauを併用し、auの料金プランを落と(コミコミジャンボ→コミコミS)してみました。これでプロバイダ代込みでトータル5k程度に収まりそうです。

●DDI−Pのポイント
使途がないのに期限が今月末なんで、結局万世の肉セットかな〜などと思います。でもあれって送られてくるのはあくまで「引換券」なんですが、商品の送料なんかは別途かかるのかなぁ・・・いっそ1ポイント0.5円でいいんで@niftyみたく月額料金からバック(割引)して欲しいところです。

●その他:空気清浄機を買ってみました。
ペットの毛にやられて喘息症状が出たので買ってみました。ダイキンのMC654V5−Sです。これってMC604の特定量販店向け機種なんですが、このようにダイキンは同じような機種を型番と微妙に性能を替えて色んなチャンネルで販売しているので購入を検討している方は要チェックです。ベスト電器で¥26,700から¥2,000引き+ポイント10%還元+購入店舗限定、期間限定の買い物券¥3,000分バック+OMCカード特定店舗限定のリボ払いキャンペーンで50p付与(500マイル相当)です。隣のカメラ屋でMC604が¥26,800+15%還元だったのでいいところかな。MC604と違って微妙に風量が大きい事、光触媒の発生装置が2本→4本な点にひかれました(笑) 

で、一週間程使ってみてフィルターを覗いてみると真っ黒でした。部屋が汚いのか、それともフィルターがすぐ劣化するのかはともかく、なんか効果が出てるようで嬉しくなります(笑) ペットをケージの外に出してる時に「強」で付けっぱなしにしてるとそれ程息苦しくなくなったのでいい買い物でした。


2003.4.27

みなさんおひさしぶりです。え、見てる人いないって?^^;; このページを見てる方々は4年間にどんなことがありましたか?

とりあえず以前から変わった事(@電話関連)といえば・・
・回線減少:Dポ3回線減(5→2)、ドコモP2回線減(3→1)、ASTEL1回線減(3→2)
・ガク割が効かなくなってしまった(T_T)
・実家をADSLにしたんでINS専用なFAX親機が使えなくなり、Ux−DP1を暫定利用

こん位かなぁ。携帯を入れると総回線数は11回線ですが、実際にはJフォンなんか家族割引効かせてる回線は全て親回線所持者名義に強制的に移されたりしたので、実質的に支払ってる回線は4回線だったりします^^;

携帯は常時2回線使ってて、auとJなんですが、
・Jはメールが捨てがたい。家族割引効いてるから自分の回線だけ切っても削減効果は出づらい
・auはエリアがJ比で濃密(@北海道)、Jは圏外だけど他2社は圏内ということが結構ある。また高いプランを使ってるのと年刑3年超のためコストが安く済んでる。

どっちか1回線にしたいのですが、なかなかうまくいかないようで・・無難な線としてはJを切ってauにパケ割OPを付ける事なんでしょうけど、Jのコストが月1.5k位なんで、1.2kのOP付けても全然削減にならないという噂が・・(苦笑) さて、どうしましょうかねぇ。

さいきん電話会社にのぞむもの:
・10BASE-Tを出入口に使う親機を出してほし〜>904Uとか?(爆) 802.11g使ってIP網に組み込むホームテレホンがあれば買うのですが・・
・Dポとau、yozanには貯まったポイントをマイレージに変えれるようにしてほしい。Dポのポイントは万世の肉セット以外使い道なし。auは機種変更位か?! 同じKDDIなんだからポイント関連は”ポイント大作戦”で統合してほしいなぁ。
・ドコモ以外各社、e-ビリングみたいな制度を作って欲しいっす。郵送代+印刷代(となると\100か?)安くしてくれてネットで照会で十分。請求書のファイリングも結構疲れるので・・(苦笑)

(旅行関連は・・)
去年行きたいところへ行ったんで今年はおとなしいです。つーか行く金なし(笑)
NZと広島位。遠征して買い出しは新商品もめっきりでなくなった事、また価格の地域格差がなくなっている事から全然しなくなってしまいました。

(本州移住計画)
暑いところは本体が溶けてしまう恐れが多分にあるので、当分ありません。なんせ冬でも風呂上がりに窓を開けてそのまま寝てしまい、朝凍りついてるという具合ですから(爆)

(本業どうした?!)
故あって勉強することにしました。って、大学時代にやっとけという噂もありますが・・

(おまけ・余り物)
過去に全国で収集したカタログの廃棄処分を計画しています。私の整理・検索能力では何か困ってもカタログから情報を探すということはもうなくなったので・・・が、このまま燃やされてしまうのも勿体ないので送料のみご負担頂ける方がいましたらこちらまでご連絡を。元々は全てスキャンしPDF化してデータベースにしようと思ったんですが、kg単位で貯まってしまってその気も失せてしまいました(^_^;) 

まぁ、今回の日記はこんな所で。


2002.3.21 訃報

新聞を目にして驚いた。

わずか2年間の付き合いとはいえ、彼が私に与えた影響は大変大きなものであった。
他人への敬意、他人の話を聞く耳、物事を毅然とやりぬく事・・・

まさに彼の能力が世の中で発揮されるのがこれから、という時にさぞ無念であっただろう、大変残念である。

最後に、故人の安らかなる冥福をお祈りしてやまない。


8/23

今、敦賀行のフェリー「はまなす」内2等でビールを友に書いている。
俺は何をやってるんだろうと、ふと狐につままれたような不思議な気分に落ち入る時があり、今日がまさにそんな1日であった。25・26日に浜松で開催される大オフに参加すべく、当初の予定だと・・・ってその「当初の予定」ってのが曲者。ここに至るまで、実に4回も予定が変わっているのだ。まずはその変遷から振り返っていくとする。

◎まず、出かけるまで

1.札幌→敦賀→九州→高松→関西→浜松→帝都
突発的なアクシデントでポシャる。この予定だと、今日今ごろは高松で饂飩をたらふく食い終わって帰りの高速バス車中でうとうとしていた頃だろう。鬱度10%

2.往路:小樽→敦賀、復路:浜松→九州→釜山→ソウル、ICNx/KIXo/WKJo/HNDo/SPK
で、1がポシャッってもオフには出たいので、捻り出したのがこのルート。オフに出席後は北海道に戻らなければならないのだが、スケジュールの都合と独自の視点からこのようになった。この通りに進んでいれば、今ごろ大阪でのんだ暮れていたところなのだが・・・帰りのICNx/KIX区間が取れなくてポシャってしまった。鬱度30%

3.往復:小樽−敦賀
結局無難なセンに落ちついたのがコレ。・・・少なくとも当人は落ちついたつもりだったのだが、なんとそこに接近してきたのが台風11号。北海道は2年ぶりなのだが、うかうかしていられない。大揺れするので一旦キャンセル、翌日にかけたが同じことを考える人が多かったらしく満席でポシャる。もし力業で乗ってたら貴重な経験が出来たであろう。鬱度70%

#ここで出航の汽笛がなった。

4.往復:18きっぷ日本海ルート/札幌→浜松
だったものの、往路は指定券全滅。まぁ往復で丸3日以上各停に乗りつづけるのは私の精神衛生上よくないので正直ほっとする。で、この段階でオフに参加するのは諦めていた。15:55、某氏にchatで「ダメ、行けないわー」と書いてたその瞬間に別の某氏から「***のルートわぁ?」とのご提案。最初は「うげぇー、こんな辺鄙なところまで移動するのが大変だから却下」だったのだが、一応10分でルーティングを組んでみると・・・16:59のS北斗18号に乗ると噛み合うことが判明。やる気nothing状態で運輸会社に問い合わせてみると「空席ありますよん」とのこと。
う〜ん・・・・・・・
う〜んう〜〜ん・・・・・
う〜んう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・「賭けてみるか!」
16:15、こうして実家を出発したのでした。鬱度0%

で、確定したのが(ようやくかい・・・)

5.往路:苫小牧→敦賀、復路:敦賀→小樽
である。こうして変遷を文字にして綴ると、「なぁ〜〜〜んだ」という単純明快なルーティングであった。やはり旅行はシンプルなのが一番か。シンプルといえば今回はPCとメイン端末以外は端末も持ってこなかったし、シグマリオンも、時刻表も全て置いてきた。着替えも、「ど〜せ北国へ帰るんだし」と思い直して最低限だけ所持。きゃんはあれもこれもごてごて持ち歩くのが好きだが、ふっきれた今回は諦観と割切を基準に
荷物を従来比60%圧縮することに成功したのでした。この時は深く考えていなかったが、これが後々どれだけ役に立ったことか・・・

それにしても、某氏ではchatで「ちょっと出てくるねー」とだけ書き記して出かけたのだが、オフに来ないと話してた5分後に出発したと聞いたらびっくりするだろうな〜〜〜、「きゃんの”ちょっと”は2000kmかい!」ってな具合に・・う〜ん、感想は後日直接本人に聞いてみることにしよう(笑)

◎さて、出発!
ところが、やっぱり気は重かった。というのは別邸にACアダプタを置き忘れた(まさかこんな時間に出発するとは自分でも思ってなかった)ので、一旦別邸へ移動。別邸からバス→地下鉄を駆使し、地下鉄さっぽろ駅に16:54に到着。で、切符を買う時間も合わせてなぜか16:59発のS北斗18号に間に合ったらしい・・・おかげでしばらく喉が痛かった!

 ◎札幌(16:59)→苫小牧(17:41) 特急 S北斗18号
 今日限りの100km未満片道切符のため今は亡き「Young Go Goカード」は使えないし、金券屋にいってSきっぷフォーの片割れを買いに行く時間も余裕も無かったので、珍しく正規運賃で乗車。全力ダッシュで5分接続に命をかけたせいあって、車内では咳き込んでばかりだった。周りの人は迷惑だっただろ〜な〜〜〜〜・・・反省。

 ◎苫小牧駅(18:00)→苫小牧東港(通称”TOMATOH”)・・18:45
 駅から港まで30Km程あるので、この連絡バスに乗る。16時の段階で某氏が「乗り遅れてもタクシーで行けばいいや〜ん」と気楽な調子であったが、これは誤り。苫小牧は苫小牧港と東港の2つがあり、後者(つまり、今回乗船する方)は苫小牧の名を付けるのもおこがましい辺鄙な場所にあるのだ。このバスに間に合わなければ、別にこのフェリーを使うメリットを感じない位大切なバスであった。苫小牧市営バスの車両であったが、これが無茶苦茶ボロい! まるで「トトロ」の時代にタイムスリップしたかのようなレトロな内装であったが、贅沢言ってられないので黙って乗ってるも・・・PC打ってると前の座席に座ってた青年が前ぶれもなく座席を倒してきた。ノートPCの展開時は扇形になっているのでガッツり削られたこともあり、無茶苦茶ダークに。どっかで火をつけられたら、私怨から車内から叩き出してたろうな(苦笑)

 ◎苫東(20:15...21:00)→敦賀 8/25 05:30 ニューはまなす
 とりあえず切符を買う。結構混んでいたので2等寝台の購入を考えるも、窓口のお姉さんに快適度について相談すると「う〜ん、2等の方が快適かな?」なんて可愛いことおっしゃるので、お姉さんに1000点賭けることにした(鬱度−30%)、その後酒を買って乗船待ちの列に並ぶも、折り返しのできているその列を見て2等を購入したことにやや後悔する。

 ところが実際に乗船が始まってみると2等はがらがら! 特に行き先別に部屋が別れていたこともあって、最終まで乗船する人は十数名といったところであった。よくみると家族連れが車毎乗船する例が多く、1等や特等は満室であった。これならわざわざ高い料金を払うよりがらがら2等でのんびりしてたほうがよかったのに・・・(苦笑)

#個室なら場所が確定されてるから、わざわざ小さい子供を連れて並ぶこともないのに・・・

 で、ガラガラの中で当然電源のある場所を確保する。これで持参してきた3口タップの威力を発揮できるというものだ(笑) で、掲示板へ書き込み、友人たちとのchat、メール執筆を一通り済ませるも、まだまだ時間があるので船内散策の小旅行に出ることにした(写真参照)。 思ったより船内は広く、また食事も3食提供されるのでこれなら快適な船旅になりそうである。もっとも、銭があればの話だが・・・(苦笑) 「学生さんは〜」ということできゃんは前回の舞鶴−小樽のように事前にコンビニで食料を調達してこなかったことを大変悔やんだが、時既に遅し。また、今回はかつてなく突発的に決まったので事前準備もできなかったしその時間的余裕も無かったので、あっけなく諦めることにした。むしろ荷物が軽くてよかった、ってことで・・・。

#その割に事前に買ったビール、船内の方が安かった・・・売店のおばちゃん、「売店も船内の売店も同じ価格だよ」なんて嘘つくなー!!

 そいえば苫東から苫小牧駅までのアクセス案内があったのだが、よくみてみると「タクシー 30分 7〜8000円」とのこと。「ま、特急もし遅れたら次にのればい〜や☆」位の気楽な気持ちだったのだが、1本遅れてたらとんでもないことになっていたらしい・・・・フェリー代より高いとは、恐るべし。

 執筆中に船長のアナウンスが聞こえた。本日「ニューはまなす」船長はマシバさん。船長曰く、
 「台風の影響もほとんどなくなり、天候ははれ。風は東寄りの風4〜5m 波1〜2m」
とのこと。さすがに海は少し荒れているような感じだが、まぁ大丈夫でしょう。な〜んて書いてるとこの波の高さに具合を悪くしてきたので今日の日記はこの辺で打ち止め!
(あんまり書きすぎると、明日のネタがなくなるし)

To be continued....

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